タロットカードの「ペンタクルの4」を一言で表すと、うまく『ホールド』できてる?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざ恋愛でリーディングすると「相手の気持ちは?」「逆位置は悪い?」「どうすればいい?」と悩む人も少なくありません。
そこで、コラムでは「ペンタクルの4」の正位置と逆位置の恋愛運に加えて、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちとアドバイスを解説します。
【恋愛】正位置と逆位置の基本的な意味
【状況別】片思い・相性・結婚・復縁
【コツ】 絵柄や逆位置のリーディング
【よくある疑問】いつ行動するべき?等

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
【恋愛運】ペンタクルの4の基本的な意味

「正位置」基本的な意味
| 正位置 |
|---|
| 安定した関係の維持|現状維持の恋愛観|独占欲や束縛の傾向|ホールドしすぎる|執着心が強くなる |
「ペンタクルの4」の正位置の恋愛は、安定した関係を望む現状維持の恋愛観で、独占欲や束縛の傾向があることを示しています。
大切なものを失うのが怖くて、ホールドしすぎると強い執着心となるかも。変化を恐れることが、関係を息苦しくしています。
「逆位置」基本的な意味
| 逆位置 |
|---|
| 過度な束縛や独占|変化を極端に拒む|自分を孤立させる|条件面にこだわる|手放しすぎて無関心 |
「ペンタクルの4」の逆位置の恋愛は、過度な束縛や独占が変化を極端に拒み、自分を孤立させることを示しています。
今は自分の考えに固執し、お金などの条件面にこだわりが強くなったり、逆に手放しすぎて無関心な状態になることも。
【片思い】ペンタクルの4が示す相手の気持ち
恋愛で「ペンタクルの4」が出た時、片思いの相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」片思いの意味とアドバイス
「ペンタクルの4」の正位置が示す片思いの相手の気持ちは、今ある安定を手放したくなく、慎重な好意と無意識の独占したい気持ちを表します。
今の関係を失いたくないか、気持ちはあっても表に出しすぎず、様子を見ながら関わろうとしている状態かもしれません。
ただし関係を途切れさせたくないという強い思いが独占欲につながることで、関係が停滞したり、一方的な関係になる恐れがあります。
正位置のアドバイス
相手の気持ちは前向きなので、安心感を与える時期。もし相手がなかなか動かなくても、今は無理に急かさないことです。
もし停滞していると感じたら、心地よい距離感を保ちつつ、あなたから少しずつ新しい変化や次の段階への提案をしてみましょう。
「逆位置」片思いの意味とアドバイス
「ペンタクルの4」の逆位置が示す片思いの相手の気持ちは、執着が薄れて今のままでいいと考えているか、さらに独占したい気持ちがあることを表します。
関係の息苦しさで、今のままでいいと考えて変化を拒んでいるか、あなたを手放すまいとして束縛する考えが強まっている状態です。
時には傷つくことを恐れるあまり、必要以上に心を閉ざして、あなたを寄せ付けなくなっているのかもしれません。
逆位置のアドバイス
相手の気持ちは必ずしも心が離れたわけではなく、少し休憩を取りたいと考えているかも。急いで関係を進めるのは今は逆効果です。
もし、あなたか相手が関係にしがみつきすぎていたり、変化を恐れて執着しているようであれば、今の関係を話し合う機会を持ちましょう。
【相性】ペンタクルの4が示す相手の気持ち
相性で「ペンタクルの4」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」相性の意味とアドバイス
「ペンタクルの4」の正位置の相性は、今の関係をしっかりと守ろうとする、安定志向な状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係を大切に思うあまり、変化を避けて現状を維持したいと感じているかもしれません。
それは失うことへの不安から、慎重になりすぎている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は安定を守ろうとする気持ちが強い時期なので、相手の慎重さを理解しつつ、少しずつ新しい風を取り入れる必要性を表しています。無理に変化を急がせないようにしてみてください。
「逆位置」相性の意味とアドバイス
「ペンタクルの4」の逆位置の相性は、握りしめていたものを手放し、新しい変化を受け入れ始めている状態を意味しています。
相手の気持ちは、これまでの執着や不安を手放し、あなたとの関係に柔軟に向き合おうとし始めているかもしれません。
それは変化を恐れる気持ちから解放され、心を開こうとしている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし相手が変化を受け入れ始めていると感じるなら、その柔軟さを歓迎する必要性を表しています。新しい関係の形を、共に探っていってみてください。
【結婚】ペンタクルの4が示す相手の気持ち
タロットカードの「ペンタクル4」が出た時、結婚における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」結婚の意味とアドバイス
「ペンタクル4」の正位置で結婚は、経済的な基盤や安定を大切にしながら、慎重に結婚の準備を進めている時期を意味しています。堅実に貯蓄や生活基盤を固めることで、安心して結婚に踏み出せる状態を築いていけるでしょう。
もし、まだ具体的な決断に至っていなくても、それは将来を見据えた慎重な姿勢の表れです。安定を重視しながら着実に準備を整えることで、確かな結婚生活の土台を築くことができます。
「逆位置」結婚の意味とアドバイス
「ペンタクル4」の逆位置で結婚は、お金や条件面への執着が強くなりすぎて、話が進みにくくなる可能性を意味しています。安定を求めるあまり、慎重になりすぎて決断を先延ばしにしてしまうかもしれません。
この時期には、条件や損得ばかりにとらわれず、少し心を開いて柔軟に考えることが大切です。過度な執着を手放すことで、結婚に向けた話をスムーズに進めていけるでしょう。
【復縁】ペンタクルの4が示す相手の気持ち
タロットカードの「ペンタクルの4」が出た時、復縁における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」復縁の意味とアドバイス
「ペンタクルの4」の正位置で復縁は、過去の関係に対して強い執着心や所有、安定している状態を意味しています。相手はまた過去の関係を大切に思っています。
それは復縁が可能であること、そしてそれが安全かつ穏やかな形で進むことを意味しています。過去の問題が解決され、より強固な関係を築くチャンスが訪れるでしょう。
「逆位置」復縁の意味とアドバイス
「ペンタクルの4」の逆位置で復縁は、困難である可能性を意味しています。相手が過去について未練を感じていない、もしくは新たな道を模索していることを暗示しています。
関係に対する執着が薄れているため、再び一緒になることが難しいかもしれません。最終結果として、過去を手放し、新しい未来に向かって進むことが求められるでしょう。
「ペンタクルの4」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「ペンタクルの4」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「ペンタクルの4」を一言で表すなら『ホールド』。
ただし持っているものをしっかり保持しようとする『ホールド』が今どんな状態にあるかで、正位置と逆位置の解釈が分かれます。
正位置は築いた財や地盤をしっかり守り、安定を保ちながら堅実に歩めています。そのまま守り続けましょう。
一方、逆位置は執着や恐れが強くなりすぎて、新しい流れを自らふさいでしまっています。
正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードの一言は、「守ることが安定につながっているか、執着になっていないか」を象徴しています。
絵柄の意味
「ペンタクルの4」の絵柄の意味は、物質的な安定と所有を象徴し、蓄えを守ろうとする慎重さと執着心を表しています。

絵柄には、王冠をかぶった男性が石のベンチにどっしりと腰かけ、頭上に1枚・胸に1枚・両足で2枚と計4つのペンタクルを全身で抱え込み、背後に広がる賑やかな街並みにも目を向けようとしない様子が描かれています。
手に入れたものを一切手放すまいとする頑なな姿勢が、安定と執着は紙一重であることを静かに問いかけているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「4」 | 安定・基盤・現状維持への固執 |
| 人物像 | 所有欲・執着・手放すことへの恐れ |
| 頭上に乗せたペンタクル | 思考を支配する金銭欲・執念 |
| 胸に抱えたペンタクル | 大切にする気持ち・独占欲・愛着 |
| 足元で踏みしめる2枚のペンタクル | 地に足のついた安定・警戒 |
| 王冠 | 成功・社会的地位・築いた財産の証 |
| 背後の賑やかな街並み | 社会との断絶・孤立・お金が活きる場所 |
| 背景の色(グレー) | 堅実さ・保守性・変化を拒む頑固な大地 |
逆位置の読み解き方
「ペンタクルの4」の逆位置の読み解き方は、『ホールド』していたものが崩れたか、握りしめすぎて身動きが取れなくなっているかです。
それは大切なものを手放したくないのに失いつつあるか、守ろうとするあまり自分ごと縛り付けているかもしれません。
その結果、過度な固執や不安でコントロールを失い、不安定で変化に対応できずに恐れを抱いているような状態になっています。
読み解く際には「手放す・浪費」と解釈されますが、執着の解放によって停滞していたエネルギーが動き出す転換点であることも大切です。
もしアドバイスするなら、手放すことへの恐れをなくし、何に執着しているか、本当に大切なものは何かを見極めること。
ポイントは「ペンタクルはまだ手の中にあること」です。例えば、お金への執着なら貯めるだけでなく、循環させるような意識を持ちましょう。
七星飛鳥「守る」から「活かす」に意識を変えることがメッセージです
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
ペンタクル4カードは、山羊座(Capricorn) に対応しています。
占星術における太陽は自己表現と生命力を、山羊座は実務能力と保守性を象徴します。この組み合わせは、自分の成果を守り、安定した地位を維持する力を示します。
他のカードとの組み合わせ
「ペンタクルの4」と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 確固たる決意・新たな始まり | 混乱・決断力の鈍り |
| カップ | 理性と感情のバランス | 心の葛藤・冷酷さ |
| ソード | 強い意志・圧倒的な勝利 | 挫折・過剰な攻撃性 |
| ペンタクル | 現実的な目標達成 | 計画の頓挫・損失 |
| ワンド | 情熱の実行・明確な方向性 | 空回り・衝動的な行動 |
「ペンタクルの4」が出た時のよくある疑問
「ペンタクルの4」カードが出た時のよくある疑問と回答をまとめてみました。
同じカードが連続して出る意味は?
正位置では安定の重要性が極めて高いことを強調し、逆位置では執着や閉鎖性の改善が急務であることを示します。
カードが出た時の行動すべき時期は?
正位置では現状を固めてから慎重に動くことです。焦らず準備を。逆位置なら柔軟性を取り戻してからです。
カードが出た時の最終結果は?
正位置では安定と保全の達成を示し、逆位置では執着からの解放が必要であることを示しています。
まとめ:ペンタクル4が示す相手の気持ち
今回のコラムでは「【相手の気持ち】ペンタクル4の正位置・逆位置の意味とアドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「ペンタクルの4(Four of Pentacles)」の恋愛運は、握りしめる「執着」と「安定への欲求」を象徴しています。
正位置は「安定を求めるあまり、相手や関係を強く握りしめ、独占的になってしまうこと」、逆位置は「執着を手放し、心に余裕を持って関係と向き合えるようになること」を意味します。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
|
|
ペンタクルの4が出た時は、恋愛における執着心が問われるサインです。
正位置なら手放す勇気を持つことを意識し、逆位置なら心の余裕を取り戻すことがポイントです。
ペンタクルの4が出たら「安定への欲求」を意識し、『金貨を抱え込むように座る人物』が安定を守ろうとする執着心を表すことに気づいているかを軸に解釈しましょう。


