タロットカードの「ペンタクルの4」を一言で表すと、『うまくホールド』できてる?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざリーディングすると「正位置・逆位置はどう解釈する?」「じゃあ、どうすればいいの?」と悩む人も少なくありません。
そこで、本コラムでは「ペンタクルの4」の正位置と逆位置の意味に加えて、恋愛・仕事・金運・人間関係の解釈とアドバイスを解説します。
【総合】 正位置・逆位置の基本的な意味
【お悩み別】 恋愛・仕事・金運・人間関係の解釈とアドバイス
【プロ視点】 絵柄や逆位置から読み解くリーディングのコツ→先に絵柄の意味を見る
【よくある疑問】同じカードが繰り返し出る意味は?など

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
タロット「ペンタクルの4」の基本的な意味

「正位置」の基本的な意味
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「ペンタクルの4」の正位置の意味は、高い管理能力でリスクを避け、現状維持を優先して安定性を重視する状態です。
男は4つのペンタクルを、まるで身体の一部であるかのようにガッチリとキープしています。手足も動かせずに少し不自由そうですが。
それは基盤を固めて現状を維持する力が働いている今、リスクを冒さず着実に物事を進めて確実な道を選択するタイミングです。
ただし安定が執着や守りへと変化しすぎると、次のステップへ歩き出すことも、誰かと握手をすることもできません。
七星飛鳥「守り・安定」と「固執・執着」との境目が難しいですよね
「逆位置」の基本的な意味
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「ペンタクルの4」の逆位置の意味は、過度な執着や変化への恐れから、予期しない変化に直面してコントロールを失うことです。
逆位置では手が緩むか、反対に締め付けすぎるかです。それは身動きが取れなくなっている状態か、歯止めが効かないかを表しています。
ただし固執や執着から解放されて物事が動き出すサインともいえます。前向きに手放すことで新しい豊かさが入ってきます。
今は焦らずに握りしめた手(固執や執着)を優しく開いてあげるために、何への不安があるか書き出してみましょう。
七星飛鳥貧乏になるというわけではなく、少し気を楽にしてみては?というメッセージです
なお、他のカードを知りたい方は、タロットカード意味一覧・早見表もご覧ください。

恋愛における「ペンタクルの4」の解釈・アドバイス

「正位置」恋愛の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 安定した関係の維持|現状維持の恋愛観|独占欲や束縛の傾向|ホールドしすぎる|執着心が強くなる |
「ペンタクルの4」の正位置の恋愛は、安定した関係を望む現状維持の恋愛観で、独占欲や束縛の傾向があることを示しています。
相手の気持ちは、安心感を求めており、あなたとの今の関係を大切に守りたいと考えている可能性があります。変化を望んでいません。
独身なら安定志向が強まり、新しい出会いや進展に対して慎重なりがち。パートナーがいるなら基盤を固めたいか、束縛を表しています。
大切なものを失うのが怖くて、ホールドしすぎると強い執着心となるかも。変化を恐れることが、関係を息苦しくしています。
正位置のアドバイス
- 安定と現状維持を大切にする
- 独占や執着につながっていないか自問する
- 相手を信頼してゆとりを持つ
「ペンタクルの4」の正位置が恋愛で出た時のアドバイスは、安定と現状維持を大切にしつつ、独占や執着につながっていないか自問することです。
今は、この関係を大切に思っている誠実な気持ちですが、時には相手を信頼してゆとりを持つことが長期的な安定につながります。
七星飛鳥『ホールド』に固執し過ぎていませんか?少し手を緩めてみましょう
「逆位置」恋愛の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 過度な束縛や独占|変化を極端に拒む|自分を孤立させる|条件面にこだわる|手放しすぎて無関心 |
「ペンタクルの4」の逆位置の恋愛は、過度な束縛や独占が変化を極端に拒み、自分を孤立させることを示しています。
相手の気持ちは、あなたの強い執着や束縛的な態度に、息苦しさやプレッシャーを感じている可能性があります。息がつまりそうです。
独身なら警戒心で出会いの機会を狭めています。パートナーがいるなら、独占欲や執着が相手を束縛してしまっているかもしれません。
今は自分の考えに固執し、お金などの条件面にこだわりが強くなったり、逆に手放しすぎて無関心な状態になることも。
逆位置のアドバイス
- 変化や失うことへ恐れすぎない
- 相手を信頼する気持ちを大切にする
- 1人の時間や趣味を持つ
「ペンタクルの4」の逆位置が恋愛で出た時のアドバイスは、変化や失うことに恐れすぎないで、相手を信頼する気持ちを大切することです。
今は守る気持ちが、いつの間にか執着や孤立に変わってしまっています。1人の時間や趣味を持つことで相手への意識を減らしましょう。
七星飛鳥『ホールド』が強くなりすぎているかも。手を緩めて、相手に委ねてみて
なお、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちを知りたい方は、【相手の気持ち】ペンタクル4の正位置・逆位置の意味とアドバイスをご覧ください。

仕事における「ペンタクルの4」の解釈・アドバイス

「正位置」仕事の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 安定した地位の維持|慎重で堅実な判断|防衛的な姿勢|変化を望んでいない|新しい挑戦にも慎重 |
「ペンタクルの4」の正位置が仕事で出た意味は、安定した地位の維持を望み、慎重で堅実な判断で防衛的な姿勢を示しています。
仕事の状況は、新しい業務に挑戦するよりも、今の内容を充実させる可能性があります。堅実な業務遂行が評価されやすいでしょう。
転職や独立は安定を重視し、一歩を踏み出しにくい状況。職場の人間関係は信頼関係が安定していますが、消極的に映るかもしれません。
今は大きな変化を望んでいないため、新しい学びを逃す恐れがあり、新しい挑戦に対しても慎重になりがちです。
正位置のアドバイス
- 今の安定や現状を大切にする
- 新しい機会を逃していないか意識する
- 安定と成長のバランスが取る
「ペンタクルの4」の正位置が仕事で出た時のアドバイスは、現状を大切に守り固めてつつ、新しい機会を逃していないか意識することです。
ただし「守り」が周囲に消極的に映ったり、成長の機会を奪っている可能性もあります。安定と成長のバランスを取りましょう。
七星飛鳥『ホールド』は堅実にしつつ、新しい価値にも気づきましょう
「逆位置」仕事の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 地位や成果に固執|変化に抵抗する|投げやりの気持ち|決断を先延ばし|孤立感や孤独感 |
「ペンタクルの4」の逆位置が仕事で出た意味は、地位や成果に固執して変化へ抵抗しているか、放置したい投げやりの気持ちがあるかです。
仕事の状況は、自分のやり方に固執し成果が出ないか、変化を避け続けて業務や組織の中で浮いている可能性があります。
転職や独立は現状に執着し、決断を先延ばす状況。職場の人間関係は自分の立場や考えに固執して周囲との間に距離ができています。
今、自分の地位や成果に固執しすぎると、周囲からの信頼や協力を得られず、孤立感や孤独感を味わいやすくなる恐れがあります。
逆位置のアドバイス
- 不安や執着の原因を一度整理する
- 周囲と対話を大切にする
- 変化を受け入れる
「ペンタクルの4」の逆位置が仕事で出た時のアドバイスは、不安や執着の原因を一度整理し、周囲と対話を大切にすることです。
今は本当に大切なものを見極める力を失っています。変化を受け入れ、再び周囲との調和をとることで再び成長ができるようになります。
七星飛鳥『ホールド』を緩めすぎてるか、きつくなりすぎているのか、力の入れ具の見極めが大切です
なお、転職・独立・人間関係など状況別に詳しく知りたい方は、【仕事運】タロット「ペンタクルの4」の正位置・逆位置の意味とアドバイスをご覧ください。

金運における「ペンタクルの4」の解釈・アドバイス
タロットカードの「ペンタクルの4」が出た時、金運における意味・アドバイスをお伝えします。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
| 安定や保守的な姿勢 計画的な金銭感覚 過度な管理と節度 | 偏った視点や行動 満足感が得られない 変化を楽しめない |
「正位置」金運の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 安定や保守的な姿勢/計画的な金銭感覚/過度な管理と節度 |
「ペンタクルの4」の正位置の金運は、安定や保守的な姿勢と計画的な金銭感覚を持つことを意味しています。貯蓄意識が高く、不必要な出費を避けることに成功しています。
このままの姿勢で資産をしっかりと管理することが重要です。ただし、過度な管理と節約が生活の楽しみを損なわないように気をつけることも大切です。
正位置のアドバイス
- 経済的な安定を維持
- 金銭的な管理を充実
- 過度な節約は控える
「逆位置」金運の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 偏った視点や行動/満足感が得られない/変化を楽しめない |
「ペンタクルの4」の逆位置の金運は、偏った視点や行動を意味しています。節約を過しぎて必要な投資や出費を忘れたり、自己犠牲を強いてしまう可能性があります。
また、楽しみを我慢しすぎてストレスがたまり、満足感を得られない状況に陥っているかもしれません。お金は使うべきところに使うことで、より良い循環を生み出します。
逆位置のアドバイス
- 偏った視点を改める
- 精神的な幸せが必要
- 投資を惜しまない
人間関係における「ペンタクルの4」の解釈・アドバイス
タロットカードの「ペンタクルの4」が出た時、人間関係における意味・アドバイスをお伝えします。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
| 信頼できる安心感 保守的な態度 感情や考えを閉じる | 不安定感を感じる 新鮮さを失っている 変化への抵抗 |
「正位置」人間関係の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 信頼できる安心感/保守的な態度/感情や考えを閉じる |
「ペンタクルの4」の正位置の人間関係は、お互いを尊重し理解し合う安定した関係を意味しています。今の人間関係に安心感を感じ、感情や考えを閉じているかもしれません。
一方で、相手を尊重し理解し合う関係の中で、互いに共感し、助け合うことが示されています。バランスを保ちながら、互いに成長できる関係を築くことが大切です。
正位置のアドバイス
- 誠実さや相互理解
- オープンな心を持つ
- 関係を高める努力
「逆位置」人間関係の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 不安定感を感じる/新鮮さを失っている/変化への抵抗 |
「ペンタクルの4」の逆位置の人間関係は、信頼感や安心感が不足し、不安定感を感じていることを意味しています。逆に安定しすぎて、新鮮さが失われているかもしれません。
そのため、少しリラックスして相手に対する信頼を深めることで、健全で自由な関係を築くことができます。新しい経験や挑戦を受け入れることで互いに成長しましょう。
逆位置のアドバイス
- 率直に共有する
- 過去の執着を手放す
- 柔軟さを心がける
「ペンタクルの4」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「ペンタクルの4」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「ペンタクルの4」を一言で表すなら『ホールド』。
ただし持っているものをしっかり保持しようとする『ホールド』が今どんな状態にあるかで、正位置と逆位置の解釈が分かれます。
正位置は築いた財や地盤をしっかり守り、安定を保ちながら堅実に歩めています。そのまま守り続けましょう。
一方、逆位置は執着や恐れが強くなりすぎて、新しい流れを自らふさいでしまっています。
正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードの一言は、「守ることが安定につながっているか、執着になっていないか」を象徴しています。
絵柄の意味
「ペンタクルの4」の絵柄の意味は、物質的な安定と所有を象徴し、蓄えを守ろうとする慎重さと執着心を表しています。

絵柄には、王冠をかぶった男性が石のベンチにどっしりと腰かけ、頭上に1枚・胸に1枚・両足で2枚と計4つのペンタクルを全身で抱え込み、背後に広がる賑やかな街並みにも目を向けようとしない様子が描かれています。
手に入れたものを一切手放すまいとする頑なな姿勢が、安定と執着は紙一重であることを静かに問いかけているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「4」 | 安定・基盤・現状維持への固執 |
| 人物像 | 所有欲・執着・手放すことへの恐れ |
| 頭上に乗せたペンタクル | 思考を支配する金銭欲・執念 |
| 胸に抱えたペンタクル | 大切にする気持ち・独占欲・愛着 |
| 足元で踏みしめる2枚のペンタクル | 地に足のついた安定・警戒 |
| 王冠 | 成功・社会的地位・築いた財産の証 |
| 背後の賑やかな街並み | 社会との断絶・孤立・お金が活きる場所 |
| 背景の色(グレー) | 堅実さ・保守性・変化を拒む頑固な大地 |
逆位置の読み解き方
「ペンタクルの4」の逆位置の読み解き方は、『ホールド』していたものが崩れたか、握りしめすぎて身動きが取れなくなっているかです。
それは大切なものを手放したくないのに失いつつあるか、守ろうとするあまり自分ごと縛り付けているかもしれません。
その結果、過度な固執や不安でコントロールを失い、不安定で変化に対応できずに恐れを抱いているような状態になっています。
読み解く際には「手放す・浪費」と解釈されますが、執着の解放によって停滞していたエネルギーが動き出す転換点であることも大切です。
もしアドバイスするなら、手放すことへの恐れをなくし、何に執着しているか、本当に大切なものは何かを見極めること。
ポイントは「ペンタクルはまだ手の中にあること」です。例えば、お金への執着なら貯めるだけでなく、循環させるような意識を持ちましょう。
七星飛鳥「守る」から「活かす」に意識を変えることがメッセージです
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
ペンタクル4カードは、山羊座(Capricorn) に対応しています。
占星術における太陽は自己表現と生命力を、山羊座は実務能力と保守性を象徴します。この組み合わせは、自分の成果を守り、安定した地位を維持する力を示します。
他のカードとの組み合わせ
「ペンタクルの4」と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 確固たる決意・新たな始まり | 混乱・決断力の鈍り |
| カップ | 理性と感情のバランス | 心の葛藤・冷酷さ |
| ソード | 強い意志・圧倒的な勝利 | 挫折・過剰な攻撃性 |
| ペンタクル | 現実的な目標達成 | 計画の頓挫・損失 |
| ワンド | 情熱の実行・明確な方向性 | 空回り・衝動的な行動 |
「ペンタクルの4」が出た時のよくある疑問
「ペンタクルの4」カードが出た時のよくある疑問と回答をまとめてみました。
同じカードが連続して出る意味は?
正位置では安定の重要性が極めて高いことを強調し、逆位置では執着や閉鎖性の改善が急務であることを示します。
カードが出た時の行動すべき時期は?
正位置では現状を固めてから慎重に動くことです。焦らず準備を。逆位置なら柔軟性を取り戻してからです。
カードが出た時の最終結果は?
正位置では安定と保全の達成を示し、逆位置では執着からの解放が必要であることを示しています。
まとめ:「ペンタクルの4」が出た時のメッセージ
今回のコラムでは「タロット【ペンタクル4】の意味|正位置・逆位置の解釈とアドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「ペンタクルの4」は、自分の資産や今の立場をしっかりと守り抜く確かな防衛力と、失うことを恐れるあまり頑固になり、新しいチャンスを頑なに拒んでしまうかもしれません。
・正位置の意味:所有欲、現状維持、保守的
・逆位置の意味:出費の増加、執着の手放し、損失
「ペンタクルの4」が現れたときは、自分の利益やこだわりを必死に囲い込もうとするのを一度すべて手放してしまい、周りの人へ進んで分け与える心のゆとりを持ってみてください。

