タロットカードの「ペンタクルの5」を一言で表すと、『冬の試練』の中にも光はある?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざリーディングすると「正位置・逆位置はどう解釈する?」「じゃあ、どうすればいいの?」と悩む人も少なくありません。
そこで、本コラムでは「ペンタクルの5」の正位置と逆位置の意味に加えて、恋愛・仕事・金運・人間関係の解釈とアドバイスを解説します。
【総合】 正位置・逆位置の基本的な意味
【お悩み別】 恋愛・仕事・金運・人間関係の解釈とアドバイス
【プロ視点】 絵柄や逆位置から読み解くリーディングのコツ→先に絵柄の意味を見る
【よくある疑問】同じカードが繰り返し出る意味は?など

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
タロット「ペンタクルの5」の基本的な意味

「正位置」の基本的な意味
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「ペンタクルの5」の正位置の意味は、逆境や孤立感に直面しつつも、忍耐強さを学び、自信をつける時期です。
猛吹雪の中でボロボロの服をまとった2人の人物が寒さに震えながら歩き、その頭上にはペンタクルが温かい光を放っています。
それは厳しい状況に置かれ、心身ともに余裕を失って、近くの光に気づいていないようです。まだ孤立感や誰も助けてくれないと感じています。
ただ助けはすでにそこにあるのにプライドや思い込みによって自ら受け取ることを拒んでいるかもしれません。
実はカードは「気づき」を促しています。自信をもって周りを見回してみましょう。
七星飛鳥辛い時こそ、少しだけ顔を上げてみましょう
「逆位置」の基本的な意味
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「ペンタクルの5」の逆位置の意味は、支援を受け入れることで不安が軽減し、困難から回復して安定へ向かう兆しです。
どん底のような苦しみが終わり、絶望感からようやく解放されて少しずつ希望の光が見え始めるタイミング。精神的な安定が得られます。
ただし、逆位置は「好転(回復や支援)」とは反対に、問題を直視できずに「さらなる困窮や執着」の可能性も残っています。
根拠のない思い込みや過去の失敗への執着を手放して、差し伸べられた手をしっかり握りましょう。この機会を見逃さないように。
七星飛鳥前向きなら回復、停滞中なら現実逃避のサインです
なお、他のカードを知りたい方は、タロットカード意味一覧・早見表もご覧ください。

恋愛における「ペンタクルの5」の解釈・アドバイス

「正位置」恋愛の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 寂しさや自信のなさ|不安を打ち明けない|失恋による喪失感|助けを求める葛藤|1人で抱え込みがち |
「ペンタクルの5」の正位置が恋愛で出た意味は、寂しさや自信のなさを感じ、不安を打ち明けられず、失恋による喪失感を示しています。
相手の気持ちは、あなたの孤独感や不安な様子に気づいているに動かない可能性があります。それは、弱みを見せずにいるからかも。
独身なら過去の傷や自信のなさから、消極的になっています。パートナーがいるなら、経済的な問題やすれ違いで距離感を感じています。
今自分が感じている寂しさや不安を誰かに助けを求めることへの葛藤があり、1人で抱え込んでしまう状態を表すこともあります。
正位置のアドバイス
- 不安を誰かに正直に打ち明ける
- 1人で解決しようとしない
- 本当に支え合える相手を意識する
「ペンタクルの5」の正位置が恋愛で出た時のアドバイスは、不安を誰かに正直に打ち明け、1人で解決しようとしないことです。
失恋や別れの痛みがあるなら、自分へのいたわりを優先すること。厳しい状況の中でこそ見える、本当に支え合える相手を意識しましょう。
七星飛鳥『冬の試練』は永遠に続かず、次に光が差し込みます。諦めずに転換を目指しましょう
「逆位置」恋愛の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 変化や回復の兆し|支援を受けられる|孤立や欠乏感の深化|素直になれずにいる|孤独感に支配される |
「ペンタクルの5」の逆位置が恋愛で出た意味は、変化や回復の兆しで支援を受けられるか、孤立や欠乏感が深まっているかを示しています。
相手の気持ちは、あなたが少しずつ心を開き始めたことを感じ始めている可能性があります。あなたが今までは距離を置いていたかも。
独身なら辛い経験を乗り越え、前向きになっている状況。パートナーがいるなら、温かさが戻ってくるか、より関係が深まります。
今は本当は助けを求めたいのに素直になれずにいたり、「誰も分かってくれない」と孤独感に支配されすぎて動けない恐れもあります。
逆位置のアドバイス
- 困難の終わりか孤立を深めているか見極める
- 困難の終了なら回復に向けて焦らず準備をする
- 孤立や孤独なら助けを素直に受け入れる
「ペンタクルの5」の逆位置が恋愛で出た時のアドバイスは、困難の終わりか、孤立をさらに深めているか見極めることが大切です。
終わりなら、これから関係回復に向けて焦らず準備をすること。孤立が深めているなら助けを素直に受け入れることです。
七星飛鳥『冬の試練』が続くのかどうか、その見極めと次の行動が大切です
なお、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちを知りたい方は、【相手の気持ち】ペンタクル5の正位置・逆位置の意味とアドバイスをご覧ください。

仕事における「ペンタクルの5」の解釈・アドバイス

「正位置」仕事の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 経済的な困窮|孤立感や疎外感|助けが求められない|強い自尊心で孤立化|疲労で動けなくなる |
「ペンタクルの5」の正位置が仕事で出た意味は、経済的な困窮や孤立感や疎外感があり、プライドで助けが求められないことを示しています。
仕事の状況は困難な状況で、努力が認められず居心地の悪さを感じている可能性があります。精神的にも辛い状況かもしれません。
転職や独立は今の状況から抜け出したい気持ちで焦って失敗しがち。職場の人間関係は周囲に助けを求めることをためらっています。
今は強い自尊心(プライド)で孤立化しやすくなったり、耐えることに慣れて心身が疲労しすぎて動けなくなる恐れがあります。
正位置のアドバイス
- 無意味なプライドを捨てる
- 第三者の意見や支援を素直に受け入れる
- 1人で進むより周囲と一緒に行動する
「ペンタクルの5」の正位置が仕事で出た時のアドバイスは、無意味なプライドを捨て、第三者の意見や支援を素直に受け入れることです。
もし仕事順調であっても、孤立化しかけているので状況を把握することが大切。1人で進むより周囲と一緒に行動しましょう。
七星飛鳥『冬の試練』は1人で乗り越えられません。周囲からの協力を受け入れましょう
「逆位置」仕事の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 困難な状況から回復|他者からのサポート|再び困難に戻るかも|焦って行動を起こす|判断ができない |
「ペンタクルの5」の逆位置が仕事で出た意味は、困難な状況から回復し、他者の支援も得られますが、再び困難に戻る可能性を秘めています。
仕事の状況は難しい局面が打開され、やっと次へのステップが見え始めている可能性があります。周囲からの支援が鍵になります。
転職や独立は、苦労が実り始めて次に展開が期待されます。職場の人間関係はつながりを取り戻し、支援が後押ししてくれるでしょう。
ただし焦って行動を起こすと、逆に辛い時期からの回復を遅したり、判断ができずに自ら立ち止まってしまう可能性があります。
逆位置のアドバイス
- 困難から回復しかけていることを認識する
- 次に進むための必要な準備を整える
- 自分だけという被害者意識を捨てる
「ペンタクルの5」の逆位置が仕事で出た時のアドバイスは、困難からの回復しかけを認識しつつ、次への必要な準備を整えることです。
差し伸べられた支援を素直に受け入れ、後退や停滞から前に進む段階に来ています。ただし被害者意識を捨てられないと、再び困難が続きます。
七星飛鳥やっと『冬の試練』に光が当たってきているのを感じ取れていますか?
なお、転職・独立・人間関係など状況別に詳しく知りたい方は、【仕事運】タロット「ペンタクルの5」の正位置・逆位置の意味とアドバイスをご覧ください。

金運における「ペンタクルの5」の解釈・アドバイス
タロットカードの「ペンタクルの5」が出た時、金運における意味・アドバイスをお伝えします。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
| 経済的に厳しい状況 収入が入らない不安 孤立感や支えがない | 金銭面で困難や危機 予期しない出費 教訓が得られる時期 |
「正位置」金運の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 経済的に厳しい状況/収入が入らない不安/孤立感や支えがない |
「ペンタクルの5」の正位置の金運における解釈は、経済的に厳しい状況を示しています。収入の減少や支出の増加、予期せぬ出費が重なるかもしれません。
ただし、孤立感や支えがないなどの困難な状況でも前向きな姿勢を持ち続けることが重要です。ポジティブな考え方は新たな解決策や機会を引き寄せる力となります。
正位置のアドバイス
- 収入を増やす努力
- サポートを求める
- ポジティブな考え方
「逆位置」金運の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 金銭面で困難や危機/予期しない出費/教訓が得られる時期 |
「ペンタクルの5」の逆位置の金運における解釈は、金銭面で困難や危機を示します。この時期は予期しない出費や収入減少の可能性が高くなるでしょう。
ただし、困難な時期を乗り越えるための教訓が得られる時期も表します。計画を立てて賢明な投資や節約をしつつも、将来につながる投資も検討しましょう。
逆位置のアドバイス
- 金銭面の安定を確保
- 前向きな姿勢を持つ
- 将来のための投資
人間関係における「ペンタクルの5」の解釈・アドバイス
タロットカードの「ペンタクルの5」が出た時、人間関係における意味・アドバイスをお伝えします。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
| 誤解を生じている 疎外感を感じている 絆が深まる可能性 | 誤解や不和の解消 関係改善の兆し 理解や共感を得る |
「正位置」人間関係の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 誤解を生じている/疎外感を感じている/絆が深まる可能性 |
「ペンタクルの5」の正位置の人間関係は、誤解が生じやすい時期であることを意味しています。友人や家族、同僚との関係において調整が必要になるかもしれません。
しかし、試練を通じて相手との理解や絆が深まる可能性も示しています。問題を直視し、冷静な話し合いや解決策を見つけることが重要です。
正位置のアドバイス
- 問題から逃げない
- 周囲の支えを得る
- 必要な部分に集中
「逆位置」人間関係の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 誤解や不和の解消/関係改善の兆し/理解や共感を得る |
「ペンタクルの5」の逆位置の人間関係は、過去の誤解や不和が解消され、関係が改善される兆しを意味しています。紛争や摩擦が収束し、再び調和が戻るでしょう。
この時期は新たな理解や共感が得られやすく、関係の再構築が進みます。ただし、過去の教訓を活かし、同じ過ちを繰り返さないよう心掛けることが重要です。
逆位置のアドバイス
- 考えを積極的に共有
- 回復の機会を活かす
- 人に手を差し伸べる
「ペンタクルの5」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「ペンタクルの5」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「ペンタクルの5」を一言で表すなら『冬の試練』。
ただし、その『試練』の中に光を見出せているかどうかで、正位置と逆位置の解釈が分かれます。
正位置は困難や苦労の中にあるものの、すぐそこに差し伸べられた手や出口の光があります。顔を上げてみましょう。
一方、逆位置は試練が長引いたり、苦しさにとらわれるあまり近くにある助けや希望に気づけずにいます。
正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードの一言は、「試練の中にも光が見えているか」を象徴しています。
絵柄の意味
「ペンタクルの5」の絵柄の意味は、経済的困難や喪失を象徴し、孤立や不安の中でも再起への希望を表しています。

絵柄には、ボロボロの服をまとい雪の中を裸足で歩く2人の人物が、すぐ傍らの教会のステンドグラスに灯る温かな光にも気づかず、うつむきがちに通り過ぎていく様子が描かれています。
救いの手がすぐそこにあるのに助けを求められない姿が、プライドや孤立感が人を一層苦しめることを静かに物語っているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「5」 | 変化・不安定・安定からの転落 |
| 人物像 | 貧困・孤立・助けを求められないプライド |
| ボロボロの服・裸足 | 物質的な困窮・生活の疲弊・極限状態 |
| 2人で歩く様子 | 苦しみを分かち合う絆・孤独ではない連帯感 |
| 教会のステンドグラスの光 | すぐそこにある救い・気づいていない希望 |
| ステンドグラス | 物質と精神の結合・見落とされた豊かさ |
| 降り積もる雪 | 厳しい試練・冷酷な現実・心身の冷え |
| 背景の色(黒) | 絶望・深い孤独・闇の中の光を求める心 |
逆位置の読み解き方
「ペンタクルの5」の逆位置の読み解き方は、『冬の試練』から解放されて安らぎを求めているか、『試練』がまだ残っているかです。
それは困難から解放されて一時の安らぎを得られるようになったか、疲労や精神的な負担が残っていることを示しています。
その結果、支援を受け入れることで好転する機会が生まれ、ようやく前に進める準備が整いつつある状態です。
正位置と逆位置が「どっちに出ても辛い」とよく読まれますが、希望に気付ていないだけか、気付き始めたかの違いがあります。
読み解く際には、苦しい状況から抜け出せてはいますが、その経験から何も学ばなければまた同じ場所に戻る可能性を意識しましょう。
もしアドバイスするなら、まだ疲れや不安はぬぐい切れてはいません。一人で抱え込まずに誰かに助けを求めることも大切です。
ポイントは「教会の窓に灯りはついている」ことです。締め出されたわけじゃなく、まだ入れます。
七星飛鳥「その扉、もう叩いていいですよ」というメッセージです
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
ペンタクル5カードは、 牡牛座(Taurus) に対応しています。
占星術において牡牛座は物質性と安定を象徴します。この組み合わせは、物質的な問題についての思考や、支援を求めるコミュニケーションの必要性を示します。
他のカードとの組み合わせ
「ペンタクルの5」と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 確固たる決意・新たな始まり | 混乱・決断力の鈍り |
| カップ | 理性と感情のバランス | 心の葛藤・冷酷さ |
| ソード | 強い意志・圧倒的な勝利 | 挫折・過剰な攻撃性 |
| ペンタクル | 現実的な目標達成 | 計画の頓挫・損失 |
| ワンド | 情熱の実行・明確な方向性 | 空回り・衝動的な行動 |
「ペンタクルの5」が出た時のよくある疑問
「ペンタクルの5」カードが出た時のよくある疑問と回答をまとめてみました。
同じカードが連続して出る意味は?
正位置では困難が長期化していることを警告し、逆位置では回復のプロセスが進行中であることを示します。
カードが出た時の行動すべき時期は?
正位置ではまず支援を求めることです。一人で抱え込まないで。逆位置なら回復を確認してから行動をです。
カードが出た時の最終結果は?
正位置では困難を乗り越えるための支援が必要であり、逆位置では徐々に状況が好転することを示しています。
まとめ:「ペンタクルの5」が出た時のメッセージ
今回のコラムでは「タロット【ペンタクル5】の意味|正位置・逆位置の解釈とアドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「ペンタクルの5」は、厳しい現実のなかで物質的な欠乏や孤独に直面する辛さと、視点を変えればすぐ近くに救いの手が差し伸べられているという盲点の切実さをあります。
・正位置の意味:経済的困窮、孤立、体調不良、救いに気づかない
・逆位置の意味:苦境からの脱出、希望の兆し、体調の回復
「ペンタクルの5」が現れたときは、プライドが邪魔をして一人で苦しみ続けるのをやめて、目の前にある開かれた扉を叩き、周囲の人に素直にサポートを求めてみるのが最適です。

