タロットカードの「ペンタクルの9」を一言で表すと、『ハヤブサ(鳥)』を自立でコントロールできてる?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざ恋愛でリーディングすると「相手の気持ちは?」「逆位置は悪い?」「どうすればいい?」と悩む人も少なくありません。
そこで、コラムでは「ペンタクルの9」の正位置と逆位置の相手の気持ちに加えて、片思い・相性・結婚・復縁の意味とアドバイスを解説します。
【恋愛】正位置と逆位置の基本的な意味
【状況別】片思い・相性・結婚・復縁
【コツ】 絵柄や逆位置のリーディング
【よくある疑問】いつ行動するべき?等

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
【恋愛運】ペンタクルの9の基本的な意味

「正位置」基本的な意味
| 正位置 |
|---|
| 自立した人物の魅力|満たされた状態|努力の結果が出る|他者を必要としない|高貴さが遠ざける |
「ペンタクルの9」の正位置が恋愛で出た意味は、他人に頼らない自立の魅力を持ち、満たされた状態で努力の結果が出ることを示しています。
ただし自立しすぎるあまり、他者を必要としない感が出たり、相手や周囲を高貴さが遠ざけているかもしれません。
「逆位置」基本的な意味
| 逆位置 |
|---|
| 過度な孤立や孤独|自己中心的な行動|見せかけの豊かさ|不安を覆い隠す|自信を失っている |
「ペンタクルの9」の逆位置が恋愛で出た意味は、自己中心的な行動での過度な孤立や孤独感や、見せかけの豊かさを示しています。
今は恋愛の不安を覆い隠すための取り繕いになっている恐れや、自分自身の価値を認められず、自信を失っている状態かも。
【片思い】ペンタクルの9が示す相手の気持ち
恋愛で「ペンタクルの9」が出た時、片思いの相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」片思いの意味とアドバイス
「ペンタクルの9」の正位置が示す片思いの相手の気持ちは、満足感や心地よさを感じ、無理に距離を詰めようとせず、自分のペースを大切にしながら楽しんでいることを表します。
精神的にも経済的にも満たされ、自立した状態であなたとの関係を楽しんでいます。無理に依存することなく、余裕を持っています。
ただし相手が心地よい距離感を保とうとするあまり、あなたが物足りなさを感じることがあるかもしれません。
正位置のアドバイス
相手の気持ちは心地よい距離感を望んでいるので、過度に近づきすぎると、その心地よさを損なってしまいます。
今は焦らず、余裕を持って関係を楽しむ時期。あなた自身も距離感を信頼することができれば、より良い関係を築いていけます。
「逆位置」片思いの意味とアドバイス
「ペンタクルの9」の逆位置が示す片思いの相手の気持ちは、素直に伝えたいものの、どこか不安や焦りを感じ、内心では孤独感を抱えていることを表します。
これまで自分の力で築いてきたものに対する自信が揺らいでいたり、本当は誰かに頼りたいのに素直になれない状態も考えられます。
もし相手が強がっているように見えたり、必要以上に距離を置こうとしているなら、その裏にある本音に注意が必要です。
逆位置のアドバイス
相手の気持ちは好意を持ちつつも不安や焦りを感じているので、無理に踏み込もうとせず、相手が安心して話せる雰囲気を作ることです。
もし自信が揺らいでいるように見えたら、安心できる言葉をかけてあげると肩の力が抜けそうです。
【相性】ペンタクルの9が示す相手の気持ち
相性で「ペンタクルの9」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」相性の意味とアドバイス
「ペンタクルの9」の正位置の相性は、自立した心地よさの中で、余裕を持って関係を楽しめている状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係に依存しすぎず、自分自身も満たされた状態で心地よく向き合っているかもしれません。
それは自立した者同士だからこそ生まれる、心地よい距離感を大切にしている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は自立した心地よい関係が築かれている時期なので、その余裕を大切にすることです。お互いの自立を尊重しながら、豊かな関係を育んでみてください。
「逆位置」相性の意味とアドバイス
「ペンタクルの9」の逆位置の相性は、自立しすぎて孤立感を感じたり、依存的になりやすい状態を意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係において一人の時間を大切にしすぎて孤独を感じていたり、逆に依存的になっている可能性があります。
それはバランスの偏りから、心地よい距離感を見失っている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし距離感にバランスの悪さを感じるなら、自立と依存のバランスを見直す必要性を表しています。程よい距離感を、改めて探ってみてください。
【結婚】ペンタクルの9が示す相手の気持ち
タロットカードの「ペンタクル9」が出た時、結婚における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」結婚の意味とアドバイス
「ペンタクル9」の正位置で結婚は、経済的にも精神的にも自立した安定の中で、結婚を考えられる良い時期を意味しています。それぞれが自分の生活基盤をしっかり持ちながら、余裕を持って結婚に向き合えているでしょう。自立した二人だからこそ築ける、豊かな関係が期待できます。
もし、まだ結婚に至っていなくても、今の自立した状態は結婚生活の良い土台となります。焦らず自分自身を充実させながら進めることで、安定した結婚へとつながっていくでしょう。
「逆位置」結婚の意味とアドバイス
「ペンタクル9」の逆位置で結婚は、経済的な自立や精神的な余裕が不足し、結婚への不安が強まってしまう可能性を意味しています。一人の生活基盤が整わないまま結婚を考え、不安定さを感じているかもしれません。
この時期には、結婚を焦る前に、まず自分自身の基盤を整えることが大切です。経済面や心の余裕を取り戻すことで、より安定した形で結婚への道を進んでいけるでしょう。
【復縁】ペンタクルの9が示す相手の気持ち
タロットカードの「ペンタクルの9」が出た時、復縁における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」復縁の意味とアドバイス
「ペンタクルの9」の正位置で復縁は、関係の成功と満足感を意味しています。あなたと相手はお互いに多くの面でコミュニケーションを取り、元に戻る可能性が高いでしょう。
精神的な満足感も相まって、二人の関係は以前よりも強固になります。最終結果として、復縁した場合の関係は非常に満足度が高くなるでしょう。
「逆位置」復縁の意味とアドバイス
「ペンタクルの9」の逆位置で復縁は、再び一緒になることには困難が伴うことを意味しています。相手の気持ちに不安や不満があるため、完全に納得する必要があります。
また、自己中心が障害となる可能性があります。最終結果として、復縁には努力と時間が必要であり、成功するためには双方が妥協して問題を解決する必要があるでしょう。
「ペンタクルの9」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「ペンタクルの9」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「ペンタクルの9」を一言で表すと、『ハヤブサ』を自立でコントロールできているかどうかです。
正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードは『ハヤブサ』。ハヤブサは欲望や知性、本能を表します。
正位置は、その『ハヤブサ』をつながりなしにコントロールができている様子は、自立ができている証ともいえます。
一方、逆位置は『ハヤブサ』をコントロールできずに、自制心を失っている状態。依存や不安が抜けきれず、豊かさを心から感じられずにいます。
どちらも、自立ができて豊かさを享受できているかが問われています。
絵柄の意味
「ペンタクルの9」の絵柄の意味は、豊かさと自立の達成を象徴し、努力の末に得た安定と充実した生活を表しています。

絵柄には、黄金色に輝く豊かなブドウ畑の中で、優雅な衣をまとった女性がハヤブサを左手に止まらせながら、9つのペンタクルが実る庭園をゆったりと歩く様子が描かれています。
背後に広がる館とたわわに実るブドウが物質的な豊かさの象徴であり、誰にも頼らず自分の力で築き上げた成功と自立を静かに物語っているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「9」 | 達成・完成直前・努力が結実する |
| 人物像 | 自立・自信・豊かさを享受する姿 |
| 優雅な衣装 | 成功の証・美意識・物質的な豊かさ |
| 手に止まるハヤブサ | 知性・自制心・欲望をコントロール |
| 9つのペンタクル | 物質的な成功・積み重ねた報酬 |
| たわわに実るブドウ畑 | 豊穣・繁栄・努力が実を結んだ証 |
| 背後の館 | 確かな基盤・築き上げた財産 |
| 背景の色(黄) | 繁栄・祝福・明るく輝く成功の喜び |
逆位置の読み解き方
「ペンタクルの9」の逆位置の読み解き方は、『ハヤブサ』を自立でコントロールできているか、何かに自立できず依存しているかです。
それは満たされているはずなのに心だけが乾いていたり、誰かや何かに依存せざるを得ない状況に追い込まれていることを示します。
その結果、不安や問題が生じて経済的にも不安定になり、評価を気にして満足できない状態です。孤独だけが深まっていくかも。
読み解く際には、見えていない「豊かさ」に自分の力で気付いてないだけなのかや、何かに頼りすぎていないかを意識しましょう。
もしアドバイスするなら、今は「すでに持っている豊かさ」に目を向け直す時間を取るか、誰かの豊かさの基準に合わせないこと。
ポイントは「『ハヤブサ』をコントロールできない」こと。欲望を自分自身でコントロールできてないことを意識できているかどうかです。
七星飛鳥『ハヤブサ』はつながれてなくても飛び立っていません。まだコントロールしていることに気づきましょう
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
ペンタクル9カードは、 乙女座(Virgo) に対応しています。
乙女座は完璧主義と実務能力を象徴します。この組み合わせは、努力によって洗練された美しさと豊かさを手に入れる力を示します。
他のカードとの組み合わせ
「ペンタクルの9」と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 確固たる決意・新たな始まり | 混乱・決断力の鈍り |
| カップ | 理性と感情のバランス | 心の葛藤・冷酷さ |
| ソード | 強い意志・圧倒的な勝利 | 挫折・過剰な攻撃性 |
| ペンタクル | 現実的な目標達成 | 計画の頓挫・損失 |
| ワンド | 情熱の実行・明確な方向性 | 空回り・衝動的な行動 |
「ペンタクルの9」が出た時のよくある疑問
「ペンタクルの9」カードが出た時のよくある疑問と回答をまとめてみました。
同じカードが連続して出る意味は?
正位置では豊かさと自立が極めて重要であることを強調し、逆位置では価値観の見直しが急務であることを示します。
カードが出た時の行動すべき時期は?
正位置では今の豊かさを楽しみながら次の目標を考えることです。逆位置なら内面を見つめ直してからです。
カードが出た時の最終結果は?
正位置では自立と豊かさによる充足を示し、逆位置では物質偏重からの解放が必要であることを示しています。
まとめ:ペンタクル9が示す相手の気持ち
今回のコラムでは「【相手の気持ち】ペンタクル9の正位置・逆位置の意味とアドバイス」を紹介しました。
「ペンタクル9」の正位置は相手の気持ちが誠実な好意と安心感を抱き、穏やかな未来や満足度の高い復縁が期待できます。
一方、「ペンタクル9」の逆位置は相手の気持ちが不安や不足感が影響し、未来や復縁には努力と相互理解が必要になるでしょう。


