タロット占いを勉強しようと思ったとき、初心者が最初に作るのが「タロット勉強ノート」です。
ただ、「何を書けばいいの?」「78枚もあるカードをどう整理する?」「作るのが大変そう…」と、悩んでしまう方も少なくありません。
そこで、本コラムではタロット占いの勉強に使うノートの作り方を初心者にも分かりやすく解説します。
読み終える頃には、どんな内容をどう書けばいいのかが具体的にイメージできるはずです。
- 78枚の意味を覚えなくてもいい理由
- 具体的なタロット勉強ノートの作り方
- タロット勉強ノートを作る時のコツ
自分に合った勉強ノートを作成することで、タロットカードの解釈をスムーズにできるようになります。

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
なぜ丸暗記はNG?タロット勉強で失敗する3つの理由

タロットカードは大アルカナ・小アルカナを併せて合計78枚。これを正位置と逆位置の2パータンだと約150通り以上になります。
これを全て丸暗記しようとすると、必ず次の「3つの壁」にぶつかります。
実際の占いで応用が利かない
棒暗記したテキストの言葉は、あくまでも意味のひとつ。複雑な悩み(恋愛・仕事・人間関係など)に合わせて言い換えができません。
記憶の定着率が極めて低い
英語の単語帳を思い出してください。文脈のない単語の羅列は、人間の脳の構造上、急速に忘却させます。
カードのつながりが見えない
意味を単純に覚えてしまうと、スプレッドを使った複数枚の組み合わせ解釈で「つながり」が見えません。
タロット占いで目指すべきなのは、「意味を覚えている」ではなく、「カードを開いた瞬間に解釈が自然と脳裏に浮かぶ」ことです。
そのためには、本コラムで紹介する「自分専用タロット勉強ノート」の作成が役に立ちます。
なお、タロットカードの意味を覚えない勉強法を知りたい方は、下記のコラムを参考にしてくださいね。

初心者向けタロット勉強ノートの作り方【準備編】
初心者向けタロット勉強ノートの作り方を紹介します。
ノートの選び方
タロットノートは持ち運びやすいA5〜B6サイズがおすすめです。
78枚分の記録スペースを考えると、薄すぎるノートよりもある程度厚みのあるものを選ぶと安心。リング式なら開きやすく書き込みやすいです。
1ページ1カード方式
1枚のカードにつき1ページを割り当てる方式です。キーワード、正位置・逆位置の意味、絵柄の印象、実際のリーディング例などを自由に書き込めます。
情報が整理しやすく、後から見返す際も目的のカードをすぐ探せるのが大きなメリットです。
デジタルVS手書き
デジタルは検索性が高く、修正や追記が簡単で持ち運びも軽量です。一方、手書きは記憶への定着が良く、絵を描いたり自由にレイアウトできる魅力があります。
どちらがいいか迷ったら併用もおすすめ。基礎知識はデジタルで整理し、感覚的な気づきは手書きで残すと効果的です。
余白の必要性
学習が進むにつれて、カードへの理解や解釈は変化していきます。最初から余白を多めに残しておくことで、後から得た気づきや実践での発見を追記できます。
びっしり書き込むより、余裕を持たせたレイアウトの方が長く使えるノートになります。
ビジュアルが大事
タロットは絵柄そのものが重要な情報源です。カードの写真を貼ったり、印象的なシンボルを自分でスケッチすることで記憶に残りやすくなります。
色分けやイラストを取り入れると、文字だけのノートより直感的な理解が深まります。
タロット勉強ノートの書き方【実践編】見本付き

基本情報(カード名)
カード名や数字、メインとなるキーワードを記載します。
マイ・キーワード(3〜5語)
公式の解説ではなく、絵柄を見たときに自分が直感で連想した言葉を書き出します。
例:【愚者】旅立ち、無邪気、ノープラン、自由
象徴・シンボルの気づきチェック
人物の表情、背景の色、描かれている持ち物(崖、犬、王冠など)から感じた印象をメモします。タロットの象徴(シンボリズム)は記憶の強力なフックになります。
正位置・逆位置のイメージ対比
長文ではなく「エネルギーのスムーズな流れ(正)」と「過剰・不足・滞り(逆)」の対比で書きます。
例:【順調 ↔ 停滞・暴走】
ジャンル別の言い換えフレーズ
実践力を鍛えるため、「恋愛」「仕事」「人間関係」の3ジャンルで1文ずつ解釈を言語化します。
- 恋愛: 先先を考えず一歩踏み出すとき / 危険な恋への飛び込み
- 仕事: 新しいプロジェクトの開始 / 準備不足での切り切りスタート
- 人間関係: 損得勘定のない友人関係 / 無責任な言動に注意
自分だけの連想エピソード
身近な知人、映画のキャラクター、自分の過去の体験など何でも構いません。
「〇〇さんに雰囲気が似ている」「あの映画の冒頭シーンっぽい」といったパーソナルな体験と紐づけることで、記憶に強固に定着します。
途中でやめないための4つテクニック【習慣化】
途中でやめないための4つテクニックを紹介します。
デイリー・ワンオラクル(毎朝1枚引き)
毎朝カードを1枚引いて、その日の指針として解釈する習慣です。
所要時間は数分程度なので続けやすく、日々の出来事と照らし合わせることで意味が体感として定着します。同じカードでも状況によって解釈が変わる面白さにも気づけます。
週1回のブラインドテスト
週に一度、キーワードを見ずにカードの意味を思い出せるか自分でテストします。忘れている部分が明確になり、ノートを見返す動機にもなります。ゲーム感覚で取り組めるので負担が少なく、記憶の定着度を客観的に確認できるのが利点です。
付箋・インデックス活用
よく間違えるカードや重要なページに付箋を貼っておくと、復習の効率が上がります。
色別に大アルカナ・小アルカナを分けたり、スート(棒・剣・杯・金貨)ごとにインデックスをつけると、必要な情報にすぐアクセスでき挫折しにくくなります。
SNSや勉強仲間と共有
学んだことをSNSに投稿したり、仲間と話し合うことで習慣が継続しやすくなります。
他人の解釈に触れることで新しい視点も得られますし、見られているという適度な緊張感がモチベーション維持につながります。孤独な学習より挫折しにくいのが魅力です。
タロット勉強ノート作成のよくある疑問
タロット勉強ノートの作成でよくある疑問をまとめました。
タロットのキーワード一覧を知りたい
タロットカードは78枚もあるので、下記のコラムで一覧にしてまとめています。
タロットの絵柄・シンボル一覧を知りたい
タロットカードの絵柄・シンボルのまとめは、下記のコラムで一覧にしてまとめています。
ノートを作っても上達しないときは?
タロット占いが上達しないと感じる場合、「意味」のキーワードに頼りすぎている可能性があります。
意味を覚えるのではなく、絵柄をヒントにして自分なりの解釈をノートに記録していきましょう。
まとめ:自分だけの勉強ノートが導く
今回のコラムでは「タロット勉強ノートの作り方|初心者向け78枚完全攻略のコツ」を紹介しました。
市販の解説書をそのまま覚える必要はありません。あなたの感覚、過去の経験、言葉のセンスを詰め込んだ「世界で1冊だけのタロットノート」を作り上げてください。
どんな複雑な悩みにも寄り添える鑑定力を磨く最強の近道です。

