タロットカードの「ソードの10」を一言で表すと、終わりを受け入れて『夜明け』へ踏み出せる?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざリーディングすると「正位置・逆位置でどう解釈する?」「じゃあ、これからどうすればいい?」と悩む人も少なくありません。
そこで、コラムでは「ソードの10」の正位置と逆位置の意味に加えて、恋愛・仕事・金運・人間関係の解釈とアドバイスを解説します。
【総合】 正位置・逆位置の基本的な意味
【お悩み別】 恋愛・仕事・金運・人間関係の解釈とアドバイス
【プロ視点】 絵柄や逆位置から読み解くリーディングのコツ→先に絵柄の意味を見る
【よくある疑問】同じカードが繰り返し出る意味は?など

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
タロット「ソードの10」の基本的な意味

「正位置」の基本的な意味
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「ソードの10」の正位置は、終わりと始まりや予期せぬ出来事を意味します。手放さざるを得ない状況が変化や運命の転換点ともいえます。
絵柄の『夜明け』へ向かおうとしている状態(底打ち・再生の始まり)で、もうこれ以上悪くはならないかもしれません。
これまでの苦しい状況や問題が極限に達し、一見すると破滅的な結末を迎えるような精神的なショックを受けやすいでしょう。
しかし、これは好転のサイン、過去との決別し未練を完全に断ち切ることで黄色い朝焼けのように新しい夜明けを迎えます。
七星飛鳥辛さの限界点に到達しました。あとは回復するだけです
「逆位置」の基本的な意味
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「ソードの10」の逆位置は、回復や再生の始まりか、一時的な停滞・過去への未練を意味します。好転し始めなので、まだ余韻が残っています。
絵柄の『夜明け』を迎えて立ち上がろうとしている(脱出・再出発)か、まだ終わりを受け入れきれていない状態(停滞・長引く痛み)です。
今は終わりを受け入れられるかどうかが、再生への分かれ道になります。痛みが大きかった分、すぐに回復はできません。焦りは禁物。
もし自分でまだ立てないようであれば、信頼できる誰かに話すことから始めてください。助けを求めることは勇気の証です。
七星飛鳥明けない夜はありません。薄明かりに早く気付きますように
なお、他のカードを知りたい方は、タロットカード意味一覧・早見表もご覧ください。

恋愛における「ソードの10」の解釈・アドバイス

「正位置」恋愛の状況と注意点
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「ソードの10」の正位置が恋愛で出た意味は、人間関係の終わりや気持ちの限界、夜明け前の暗闇が示されています。
相手の気持ちは、すでに離れているか、関係を終わらせる決意を固めている可能性があります。今は修復が難しい状況かもしれません。
独身なら望みが完全に絶たれたり、出会う機会がないことを示し、パートナーがいるなら深刻な関係になることが暗示されます。
無理に関係にしがみつこうとすると、さらに深く傷ついてしまう恐れがあります。終わりを受け入れられずにいるかもしれません。
正位置のアドバイス
- 一旦終わりを受け入れる
- これ以上悪くならないと考える
- 慌てずにゆっくり受け入れる
「ソードの10」の正位置が恋愛で出た時のアドバイスは、一旦終わりを受け入れること。これ以上悪くならないと考えることが大切です。
これから夜明けが来ます。ただし無理に前向きになったり、乗り越えようとしたりする必要はありません。ゆっくり受け入れましょう。
七星飛鳥『夜明け』は必ずやってきます。もう明るくなってきています
「逆位置」恋愛の状況と注意点
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「ソードの10」の逆位置が恋愛で出た意味は、辛い時期が終わり、関係が回復する兆しか、終わりを認めたくないかを示しています。
相手の気持ちは、過去の過ちや裏切りを反省して関係を修復したいという可能性があります。ただし時間がかかりそうです。
独身なら過去の失敗から新しい恋への希望へと向かっています。パートナーがいるなら、少しずつ関係の回復や再出発の兆しです。
ただし、無理に前に進もうとすると関係が再び悪化したり、終わりを認められないで立ち止まってしまうと停滞した状態になります。
逆位置のアドバイス
- 良い方向に向かっているか確認する
- 歩み出しているなら急がない
- 繰り返しているなら終わりを告げる
「ソードの10」の逆位置が恋愛で出た時のアドバイスは、良くなっているのか、終わりを認められないのかを自問することです。
完全に回復していないので、急がないこと。また過去のパターンを繰り返しているなら、終わりを自分に告げましょう。
七星飛鳥『夜明け』はもう終わったことだから、次に進もうとする意志を示しています
なお、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちを知りたい方は、【相手の気持ち】タロット「ソード10」正位置と逆位置の解釈をご覧ください。

仕事における「ソードの10」の解釈・アドバイス

「正位置」仕事の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 仕事の完全な終わり|困難や失敗に直面|裏切りを受ける|自分を責めてしまう|過去に執着し続ける |
「ソードの10」の正位置が仕事で出た意味は、仕事の完全な終わりを示し、困難や失敗に直面したり裏切りを受けることを示しています。
仕事の状況は、完全に行き詰まる可能性があります。避けられない別れやトラブルで、どん底の状態と感じるかもしれません。
転職や独立は今の仕事への意欲などが終わりを迎え、次に進むかどうかの分かれ道です。人間関係は裏切りや信頼を損なうでしょう。
ただし、必要以上に自分を責めてしまう必要ありません。過去に執着し続けると、次への一歩を踏み出せなくなってしまいます。
正位置のアドバイス
- 新しい始まりへの転換点と考える
- 大げさに捉えすぎている可能性も
- まず現実を受け入れる時間を取る
「ソードの10」の正位置が仕事で出た時のアドバイスは、辛い経験かもしれませんが、新しい始まりへの転換点と考えることです。
大げさに捉えすぎている可能性もあるので、無理に前を向こうとせず、まず現実を受け入れる時間を作りましょう。
七星飛鳥実は『夜明け』は見えています。あとは顔を上げるだけ
「逆位置」仕事の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 困難からの回復|新しい機会や役割|再生の始まり|過去に固執しすぎる|終わりの引き延ばし |
「ソードの10」の逆位置が仕事で出た意味は、過去の辛い困難が回復し、新しい機会や役割に恵まれる再生の始まりを示しています。
仕事の状況は失敗や困難後、ようやく回復に向けて動き出す可能性があります。まだ本調子ではありませんが、光が見え始めています。
転職や独立は新しい道を歩み始めるか、区切りがつけられない状態。職場の人間関係は信頼が回復していますが、問題を引きずっています。
それは過去に固執しすぎたり、終わりの引き延ばしをしていると、回復が遅れてしまう段階です。
逆位置のアドバイス
- 新しいチャンスを逃さない
- 経験から学んだ教訓を活かす
- 焦らず自分のペースで前に進める
「ソードの10」の逆位置が仕事で出た時のアドバイスは、問題が終わったか再び始まりが見えた今、新しいチャンスを逃さないことです。
この機会を引きずったままで逃すのはもったいない。ただ経験から学んだ教訓を活して焦らず自分のペースで前に進める時期です。
七星飛鳥『夜明け』は必ず来ます。今は準備する時期と割り切りましょう
なお、転職・独立・人間関係など状況別に詳しく知りたい方は、【仕事運】タロット「ソード10」の正位置・逆位置の意味とアドバイスをご覧ください。

金運における「ソードの10」の解釈・アドバイス
タロットカードの「ソードの10」が出た時、金運における意味・アドバイスをお伝えします。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
| 予期せぬ出費 経済状況が悪化 始まりの前兆 | 回復し始める兆し 過去の困難から学ぶ 安心せず慎重な計画 |
「正位置」経済的な状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 予期せぬ出費/経済状況が悪化/始まりの前兆 |
「ソードの10」の正位置の金運は、金銭面の厳しさや収入源の減少に直面している可能性を意味しています。
今は焦らず冷静に現状を見極め、無駄な出費を見直し、計画的な対応が求められます。し今は耐える時期ですが、その先には新しい可能性が開けることを信じましょう。
正位置のアドバイス
- 現在の状況を受け入れる
- 困難を乗り越える
- 前向きな姿勢で乗り越えていく
「逆位置」経済的な状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 回復し始める兆し/過去の困難から学ぶ/安心せず慎重な計画 |
「ソードの10」の逆位置の金運は、経済的な困難が徐々に解消されつつあり、再び正しい道に戻れることを意味しています。何か新しい収入源が見つかるかもしれません。
今は焦らずに、慎重に次のステップを考えることで、再び安定した経済状況を築くことができます。つまり、金銭面での安定を取り戻し、先に進むための時期を示します。
逆位置のアドバイス
- 失敗や損失に固執しない
- 過去の経験を活かす
- 新しいアプローチや視点を持つ
人間関係における「ソードの10」の解釈・アドバイス
タロットカードの「ソードの10」が出た時、人間関係における意味・アドバイスをお伝えします。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
| 終わりや裏切り 精神的な苦痛 誤解を生じる危険性 | 困難の終わりと回復 関係性が改善される 困難な経験から学ぶ |
「正位置」人間関係の状況と注意点
| 正位置 |
|---|
| 終わりや裏切り/精神的な苦痛/誤解を生じる危険性 |
「ソードの10」の正位置の人間関係は、友情や家族関係が一時的に断絶されたり、不和が増えたりすることを意味しています。これまでの関係が終わる兆しとも受け取れます。
しかし、この終わりは新しい始まりの前兆でもあります。古い関係が整理されることで、新たな素晴らしい人間関係が築ける機会が訪れるでしょう。
正位置のアドバイス
- 感情に流されずに判断する
- 一時的に距離を置いてみる
- 新しい始まりを考える
「正位置」人間関係の状況と注意点
| 逆位置 |
|---|
| 困難の終わりと回復/関係性が改善される/困難な経験から学ぶ |
「ソードの10」の逆位置の人間関係は、過去に生じた誤解や衝突が解消され、お互いに新たな理解と信頼を築くことができることを意味しています。
昔の友人や家族との関係が再構築されるチャンスが訪れることも示しています。これまでの痛みや苦しみから解放され、より良い関係を育むための第一歩を踏み出す時期です。
逆位置のアドバイス
- 過去の問題や痛みを手放す
- 率直で誠実な対話を心がける
- サポートを受けることも考える
「ソードの10」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「ソードの10」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
タロットカードの「ソードの10」を一言で表すと、終わりを受け入れて『夜明け』へ踏み出せるかどうかです。
正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードは『夜明け』です。
正位置は『夜明け』へ向かおうとしている状態(底打ち・再生の始まり)で、もうこれ以上悪くはならないかもしれません。
一方、逆位置では『夜明け』を迎えて立ち上がろうとしている(脱出・再出発)か、まだ終わりを受け入れきれていない状態(停滞・長引く痛み)です。
どちらのケースも、終わりという現実をどう受け止め、そこから『夜明け』へ踏み出せるかが問われています。
七星飛鳥『夜明け』といえばガイアの夜明け。V字回復など、復活がテーマですよね
絵柄の意味
「ソードの10」の絵柄の意味は、あらゆるものが崩れ落ちる完全な終わりの瞬間を象徴し、終焉・裏切り・痛みの極限を表しています。

絵柄には、暗黒の空の下、10本の剣を背中に突き立てられた男性がうつ伏せに倒れ、ソードのスート全体の物語がついに終わりを迎えた様子が描かれています。
しかし遠く水平線の彼方には金色の夜明けが静かに差し込み、どん底の果てに必ず訪れる再生と新たな始まりを告げているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「10」 | 完結・到達点・終わりと始まり |
| 人物像(うつ伏せに倒れた男性) | どん底・完全な敗北・終焉 |
| 背中に刺さる10本の剣 | 裏切り・言葉の刃・限界を超えた痛み |
| 赤い布(マント) | 血・犠牲・聖なるものとのつながり |
| 湖・水辺 | あの世とこの世の境・潜在意識 |
| 水平線の夜明け・金色の光 | 再生・希望の兆し・新たな始まり |
| 暗雲・黒い空 | 絶望・破滅・夜明け前の最も暗い時 |
| 背景の色(ブラック) | 終焉と再生の対比 |
逆位置の読み解き方
「ソードの10」の逆位置の読み解き方は、『夜明け』が見えているのか、それともまだ終わりを受け入れられず暗闇にいるかです。
それは最悪の状況をようやく抜け出し、少しずつ立ち直る兆しが見え始めたか、逆に執着し続けていることも考えられます。
結果として、小さな兆候を大切にすれば、苦境を乗り越えて新しい希望に進めますが、終わりを認められないと同じ結末を繰り返します。
読み解く際には、単純に『再生』と決めつけず、実際の状況と本人の認識にズレがないか(本当に底を打ったのか)を意識しましょう。
もしアドバイスするなら、「『再生』を焦らず自然に待つ」こと。一度に起き上がるのではなく、少しずつ立ち上がることが大切です。
七星飛鳥『夜明け』が見えたら、あとは起き上がるだけ
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
ソード10は、双子座に対応しています。
双子座は知性とコミュニケーションを司り、思考や認識が完全に行き詰まり、古い考え方や価値観が終わりを迎える状態を示します。
そのため、ソード10は占星術においても、古いものを手放し、新しい自己へと生まれ変わる必要性を示すカードとも言えます。
他のカードとの組み合わせ
「ソードの10」と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 確固たる決意・新たな始まり | 混乱・決断力の鈍り |
| カップ | 理性と感情のバランス | 心の葛藤・冷酷さ |
| ソード | 強い意志・圧倒的な勝利 | 挫折・過剰な攻撃性 |
| ペンタクル | 現実的な目標達成 | 計画の頓挫・損失 |
| ワンド | 情熱の実行・明確な方向性 | 空回り・衝動的な行動 |
「ソードの10」が出た時のよくある疑問
「ソードの10」が出た時のよくある疑問と回答をまとめてみました。
同じカードが2回連続して出る意味は?
正位置では避けられない終焉が確実に訪れていることを表し、逆位置では回復のプロセスが順調に進んでいることを示します。
カードが出た時のタイミングや時期は?
正位置ではまず休息と癒しを優先することです。無理に動かず受け入れましょう。逆位置なら回復しつつある今です。
カードが出た時の最終結果は?
正位置では完全な終焉と新たな始まりへの準備を示し、逆位置では再生と新しい人生の開始を示しています。
まとめ:「ソードの10」の正位置と逆位置の意味
今回のコラムでは「タロット【ソード10】の意味|正位置・逆位置の解釈とアドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「ソードの10(Ten of Swords)」は、痛烈な「終焉とどん底」を象徴しています。
正位置は「一つの物事が終わり、これ以上悪くならない状態」、逆位置は「どん底から少しずつ再生や回復が始まる」ことを意味します。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
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|
ソードの10が出た時は、終わりを受け入れ次へ進むサインです。
正位置なら潔く区切りをつけ、逆位置なら再生への兆しに目を向けることがポイントです。
ソードの10が出たら「終焉・再生」を意識し、『倒れた人物の背に刺さる10本の剣』が徹底的な終わりとその先の夜明けを表すことに気づいているかを軸に解釈しましょう。

