タロットカードの「死神」を一言で表すと、『終わりを表す旗』は立てられる?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざ恋愛でリーディングすると「相手の気持ちは?」「逆位置は悪い?」「どうすればいい?」と悩む人も少なくありません。
そこで、コラムでは「死神」の正位置と逆位置の基本的な意味に加えて、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちとアドバイスを解説します。
【恋愛】正位置と逆位置の基本的な意味
【状況別】片思い・相性・結婚・復縁
【コツ】 絵柄や逆位置のリーディング
【よくある疑問】いつ行動するべき?等

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
【恋愛運】タロット「死神」の基本的な意味

「正位置」基本的な意味
| 正位置 |
|---|
| 終わりと新しい展開|執着を手放す時期|関係の大きな転換点|変化を恐れる|戸惑いで動けない |
「死神」の正位置が恋愛で出た意味は、終わりと新しい展開や執着を手放す時期を表し、大きな転換点に来ていることを示しています。
今は変化を恐れて終わるべき関係にしがみついていないか考え直す時期であり、急激な変化に戸惑いで動けない状態になることもあります。
「逆位置」基本的な意味
| 逆位置 |
|---|
| 終わった関係へ執着|現状維持に固執する|決断できずに停滞|想いを断ち切れない|先延ばしをしている |
「死神」の逆位置が恋愛で出た意味は、終わった関係に執着したり、現状維持に固執することで決断できない停滞を示しています。
それは過去の恋人や関係への想いを断ち切れずに前に進めない状況かも。変化への抵抗することで先延ばしをしているともいえます。
【片思い】死神が示す相手の気持ち
「死神」が出た時、片思いの相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」片思いの意味とアドバイス
「死神」の正位置が示す片思いの相手の気持ちは、大きな変化や終わりと新しい始まりを意味しています。これまでの片思いが終わりを迎え、新しいステージへと移行する時期でしょう。
古い価値観や執着を手放すことで、関係が大きく変容していきます。
一見ネガティブに見える変化も、実は成長のための必要なプロセスです。過去の自分に別れを告げ、新しい自分として相手と向き合うことで、より成熟した関係が築けるでしょう。
「逆位置」片思いの意味とアドバイス
「死神」の逆位置が示す片思いの相手の気持ちは、変化への抵抗や終わりを受け入れられない状態を意味しています。終わるべき関係にしがみつき、前に進めない状況にあるかもしれません。
変化を恐れて現状維持に固執したり、執着を手放せずに苦しんでいる可能性があります。それは新しい可能性を拒否し、過去にとらわれ続けることや、停滞した関係を無理に続けようとすることが原因ともいえるでしょう。
ただし、勇気を持って手放すことを選び、変化を受け入れることで、新たな幸せへの道が開けてきます。
【相性】死神が示す相手の気持ち
相性で「死神」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」相性の意味とアドバイス
「死神」の正位置の相性は、一つの形が終わりを迎え、大きな転換期を迎えている状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係についてこれまでの形に区切りをつけ、新しい段階へ進もうとしているかもしれません。
それは終わりを恐れるよりも、必要な変化として受け止めようとしている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は大きな転換期を迎えている時期なので、変化を恐れず受け入れる必要性を表しています。終わりの先にある新しい始まりを信じてみてください。
「逆位置」相性の意味とアドバイス
「死神」の逆位置の相性は、終わらせるべきものにしがみつき、変化を拒んでいる状態を意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係において本当は終わっているはずのことに、未練を持って執着している可能性があります。
それは変化への恐れから、前に進むことを避けている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし関係に執着や停滞を感じるなら、思い切って手放す必要性を表しています。しがみつくのではなく、新しい流れを受け入れてみてください。
【結婚】死神が示す相手の気持ち
結婚について「死神」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」結婚の意味とアドバイス
「死神」の正位置は、結婚に向けて今までの関係の形に区切りをつけ、大きな転換期を迎えている状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの結婚についてこれまでの独身生活や以前の価値観に一区切りをつけ、新しい段階へ進もうとしているかもしれません。
それは終わりを恐れるよりも、必要な変化として結婚を受け止めようとしている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は結婚に向けて大きな転換期を迎えている時期なので、変化を恐れず受け入れる必要性を表しています。終わりの先にある新しい始まりを、共に信じてみてください。
「逆位置」結婚の意味とアドバイス
「死神」の逆位置は、結婚に踏み切れず、今までの独身の自由にしがみついている状態を意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの結婚を望んでいても、本当は変えるべき今の生活スタイルに未練を持って執着している可能性があります。
それは変化への恐れから、結婚という決断を先延ばしにしている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし結婚に対して執着や停滞を感じるなら、思い切って今の生活を手放す必要性を表しています。しがみつくのではなく、新しい未来を受け入れてみてください。
【復縁】死神が示す相手の気持ち
タロットの「死神」が出た時、復縁における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」復縁の意味とアドバイス
「死神」の正位置の復縁は、終わりと新たな始まりを意味しています。一度終わった関係が新しい形で再生する可能性を秘めていることを示しています。
相手は過去の出来事をしっかりと反省し、再び関係を始めるための準備をしているかもしれません。最終結果として、新しい関係のスタートが期待できるでしょう。
「逆位置」復縁の意味とアドバイス
「死神」の逆位置の復縁は、困難な状況を意味しています。相手が過去の出来事にまだ執着しているか、関係を再構築することに対して不安や恐れを感じている可能性があります。
復縁の道は険しく、何かしらの障害が立ちはだかることを暗示しています。しかし、これは絶望することを意味するわけではなく、相手が変化を受け入れる準備を待ちましょう。
「死神」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「死神」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「死神」を一言で表すと、『終わりを表す旗』は立てられるかです。正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードは『旗』。
正位置は終わりを受け入れ、『旗』を自ら立てることで、次のサイクルへと進む準備が整っている状態です。
一方、逆位置は終わりへの抵抗や恐れから『旗』を立てられず、変化を拒んで古いものにしがみつき続けている状態です。
どちらも、何かを終わらせることをどう受け取るかという覚悟を象徴しています。
絵柄の意味
「死神」の絵柄の意味は、終焉と変容を象徴し、古いものが滅び新たなステージへと生まれ変わる刷新を表しています。

絵柄には、黒い鎧をまとった骸骨の死神が白いバラの描かれた黒旗を掲げながら赤い目の白馬を駆り、倒れた王・祈る司祭・女性と子供が見守る中を淡々と前進している様子が描かれています。
名前や絵柄の恐ろしさとは裏腹に、右の地平線からは太陽が昇り始め、終わりの中に確かな希望の光が宿っていることを静かに伝えているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「13」 | 変容・再生・転換点 |
| 人物像(骸骨の死神) | 終焉・平等な死・避けられない変化 |
| 黒い鎧 | 変容・神秘・闇の守護 |
| 白いバラの黒旗 | 生と死・終わりと始まり |
| 赤い目の白馬 | 生命力・純粋な力・新たなスタート |
| 倒れている人々 | 死は万人に平等・変化の前兆 |
| 昇る太陽 | 希望・再生・終わりの先の夜明け |
| 川・水辺 | 浄化・時の流れ・新世界への橋渡し |
| 背景の色(黒・青) | 深夜・静寂・夜明け前の暗さ |
逆位置の読み解き方
「死神」の逆位置の読み解き方は、『終わりを表す旗』を立てられないまま変化を拒んでいるか、変わろうとしているのに前に進めないかです。
それは、変化が来ているのに直視できずに抵抗し続けているか、終わりにしなければいけないと分かっているのに踏み出せずにいる状態。
結果として停滞を招いたり、成功や実現しないかもしれないという恐怖や心配に支配されて、今は動かないほうがいいと判断しがちです。
読み解く際には、「終わらずに助かった」と読むのではなく、終わらせないまま時間だけが過ぎていることで消耗していないかを意識しましょう。
もしアドバイスするなら、待って消耗するより行動を起こすこと。もう少し待っていれば戻るという考えは新しい機会を遠ざけます。
七星飛鳥今は『終わりの旗』の手前でフリーズしている状態です
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
タロットの死神は、蠍座(Scorpio)に対応しています。
蠍座は変容・再生・深い洞察・執着の解放を象徴し、死神の「終わりから始まる新たな命」「古い自分を脱ぎ捨てる変化」という意味とぴったり対応しています。
他のカードとの組み合わせ
死神と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 宿命的な転換期・人生の大きなサイクルの終わりと始まり | 過去への強い執着・変化を拒むことによる深刻な停滞 |
| カップ | 過去の感情的なつながりの清算・精神的な再出発 | 未練や未整理の感情による葛藤・現状からの前進の拒絶 |
| ソード | 決断力による古い思考の終了・悪縁の強制的な断ち切り | 未練を残したままの不完全な終了・葛藤の長期化 |
| ペンタクル | 完全なリセット・不要な環境の損切り | 現状維持に固執・損失の拡大 |
| ワンド | 行動や情熱の対象の切り替え・古いやり方を捨てる | 意欲やモチベーションの完全な喪失・無駄な努力の継続 |
「死神」が出た時のよくある疑問
「死神」が出た時のよくある質問と回答をまとめてみました。
同じカードが2回連続して出る意味は?
死神の正位置では大きな変容の時期が訪れていることを表し、逆位置では変化への抵抗や恐れが強まっていることを示します。
カードが出た時のタイミングや時期は?
死神の正位置なら変化を受け入れて今すぐ行動すべきタイミングで、逆位置なら執着を手放し、変化を恐れずに一歩踏み出すべき時期です。
カードが出た時の最終結果は?
死神の正位置では新しい始まりを、逆位置では変化の停滞している状況の終わりを示します。
まとめ:死神から読み解く相手の気持ち
今回のコラムでは「【相手の気持ち】死神の正位置・逆位置の意味と恋愛アドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「死神(Death)」の恋愛運は、大きな「終わりと再生」と「関係の転換点」を象徴しています。
正位置は「今の関係の形が終わりを迎え、新しい形の恋愛や関係性へと生まれ変わっていくこと」、逆位置は「終わるべき関係にしがみつき、変化を拒んでしまうこと」を意味します。
死神が出た時は、恋愛が大きな転換点を迎えているサインです。
正位置なら変化を恐れず受け入れ、逆位置なら執着を手放す勇気を持つことがポイントです。
死神が出たら「関係の転換点」を意識し、『白馬に乗り進む骸骨の騎士』が終わりの先にある再生を表すことに気づいているかを軸に解釈しましょう。


