タロットカードの「月」を一言で表すと、『顔のある月』を見れてる?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざ恋愛でリーディングすると「相手の気持ちは?」「逆位置は悪い?」「どうすればいい?」と悩む人も少なくありません。
そこで、コラムでは「月」の正位置と逆位置の基本的な意味に加えて、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちとアドバイスを解説します。
【恋愛】正位置と逆位置の基本的な意味
【状況別】片思い・相性・結婚・復縁
【コツ】 絵柄や逆位置のリーディング
【よくある疑問】いつ行動するべき?等

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
【恋愛運】タロット「月」の基本的な意味

「正位置」基本的な意味
| 正位置 |
|---|
| 極度の不安に陥る|根拠のない思い込み|秘密や隠しごと|感情に流されやすい|決断ができない |
「月」の正位置が恋愛で出た意味は、極度の不安に陥り、根拠のない思い込みによって秘密や隠しごとを疑う状況を意味しています。
今は夜の感情に流されやすい時期でもあるため、大切な決断ができない恐れがあります。何か違和感や、逆に惹かれる感覚を持っているかも。
「逆位置」基本的な意味
| 逆位置 |
|---|
| 不安や混乱の解消|現実を直視する|冷静に判断できる|一時的なショック|転換の分岐点 |
「月」の逆位置が恋愛で出た意味は、不安や混乱が解消され、現実を直視し、冷静に判断ができるようなったことを表します。
今は真実が明らかになる過程で、一時的にショックを受ける恐れも。良い方向に向かうか、混乱がさらに深くなるかの分岐点です。
【片思い】月が示す相手の気持ち
「月」が出た時、片思いの相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」片思いの意味とアドバイス
「月」の正位置が示す片思いの相手の気持ちは、不安や混乱、曖昧な状態を意味しています。相手の気持ちがはっきりせず、不確かな状況の中で不安を感じているでしょう。
真実が見えにくく、幻想や思い込みによって現実を誤解している可能性があります。
直感は重要ですが、感情に流されすぎないよう注意が必要です。隠された事実や秘密がある可能性もあり、冷静に状況を見極める時期です。焦らず、霧が晴れるのを待つことが大切でしょう。
「逆位置」片思いの意味とアドバイス
「月」の逆位置が示す片思いの相手の気持ちは、混乱からの解放や真実の明確化を意味しています。これまで不安定だった状況が徐々に明らかになり、霧が晴れていくでしょう。
不安や恐れが軽減され、現実をより正確に見られるようになります。それは誤解や幻想から目覚めることで、相手の本当の姿が見えてくることや、隠されていた真実が明らかになることが原因ともいえるでしょう。
ただし、真実を知ることは時に辛いこともあります。勇気を持って現実を受け入れ、冷静な判断をすることで、より健全な関係へと進むことができます。
【相性】月が示す相手の気持ち
相性で「月」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」相性の意味とアドバイス
「月」の正位置の相性は、不安や誤解が生まれやすく、本当の気持ちが見えにくい状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係について漠然とした不安を抱えていて、本音をはっきりと言葉にできずにいる可能性があります。
それは思い込みや勘違いから、現実とは違う不安を膨らませている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は不安や誤解が生まれやすい時期なので、思い込みだけで判断せず、直接確かめる必要性を表しています。曖昧な不安に振り回されず、素直に話し合ってみてください。
「逆位置」相性の意味とアドバイス
「月」の逆位置の相性は、不安や誤解が晴れ始め、真実が見えてくる状態を意味しています。
相手の気持ちは、これまでの漠然とした不安から解放され、あなたとの関係を素直な目で見つめ直し始めているかもしれません。
それは霧が晴れるように、これまで見えなかった本音が明らかになっている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし不安が晴れてきたと感じるなら、その変化を大切にする必要性を表しています。誤解が解けた今の状態を、素直に受け入れてみてください。
【結婚】月が示す相手の気持ち
結婚について「月」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」結婚の意味とアドバイス
「月」の正位置は、結婚に対して不安や誤解が生まれやすく、本当の気持ちが見えにくい状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの結婚について漠然とした不安を抱えていて、本音をはっきりと言葉にできずにいる可能性があります。
それは思い込みや勘違いから、現実とは違う不安を膨らませている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は結婚に対して不安や誤解が生まれやすい時期なので、思い込みだけで判断せず、直接確かめる必要性を表しています。曖昧な不安に振り回されず、素直に話し合ってみてください。
「逆位置」結婚の意味とアドバイス
「月」の逆位置は、結婚に対する不安や誤解が晴れ始め、真実が見えてくる状態を意味しています。
相手の気持ちは、これまでの漠然とした不安から解放され、あなたとの結婚を素直な目で見つめ直し始めているかもしれません。
それは霧が晴れるように、これまで見えなかった本音が明らかになっている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし結婚に対する不安が晴れてきたと感じるなら、その変化を大切にする必要性を表しています。誤解が解けた今の状態を、素直に受け入れてみてください。
【復縁】月が示す相手の気持ち
タロットカードの「月」が出た時、復縁における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」復縁の意味とアドバイス
「月」の正位置の復縁は、気持ちや状況が明確になっていないことを意味してます。過去の出来事や感情にまだ囚われており、再び一緒になることに対する不安や躊躇があるでしょう。
このカードは、誤解や隠された感情が障壁となっていることを示しており、復縁を考えるには時間がかかるかもしれません。焦らずに相手の気持ちを尊重することが重要です。
「逆位置」復縁の意味とアドバイス
「月」の逆位置の復縁は、過去の問題や誤解が解消されつつある兆しがあります。不安や疑念が薄れ、互いに新たなスタートを切ることができる可能性が高まっています。
このカードは、心の整理がつき、相手と再び向き合う準備が整いつつあることを示します。ただし、まだ完全に明るい未来が約束されているわけではないので、より慎重に進めることが肝心です。
「月」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「月」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「月」を一言で表すと、『顔のある月』を正しく見れてるかどうかです。正位置と逆位置の軸となる共通のキーワードは『顔のある月』。
正位置は不安や幻惑に振り回され、曖昧さを示す見えない『顔のある月』に怯えながら、不確かな道を進んでいる状態です。
一方、逆位置は『顔のある月』の裏にある真実に気づき、不安や幻惑が晴れて、明瞭さを取り戻し始めている状態です。
どちらも、見えないものへの不安をどう乗り越えられるかという直感の力を象徴しています。
絵柄の意味
「月」の絵柄の意味は、幻想と無意識を象徴し、闇の中に潜む不安や隠れた真実が揺らめく神秘を表しています。

絵柄には、不安げな表情を浮かべた大きな月のもとで、犬と狼が向かって遠吠えをし、池からはザリガニが這い上がろうとしながら、その先には頼りない月明かりに照らされた1本の細道が伸びています。
道の両脇に立つ2本の塔が現実と精神の境界を示し、はっきりとは見えない先行きの中でも直感だけが頼りになる、曖昧で不安定な心の状態を静かに物語っているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「18」 | 不安・曖昧さ・心の揺らぎ |
| 顔のある月 | 不安・曖昧さ・移ろう心 |
| 犬 | 知性・理性・文明的な側面 |
| 狼 | 本能・野性・抑えきれない感情 |
| ザリガニ | 潜在意識・心の奥の恐怖・未熟な感情 |
| 1本の細道 | 見通しの悪さ・不確かな進路 |
| 2本の塔 | 現実と精神の境界・アンバランスさ |
| 背景の色(ブルー) | 深夜・神秘性・不確実な静寂 |
逆位置の読み解き方
「月」の逆位置の読み解き方は、不安や幻惑が晴れて『顔のある月』を生き物が見下ろしているか、幻の『顔のある月』をまだ見ているかです。
補足:逆位置では構図上、生き物が月を見下ろす形になります。
それは混乱や恐れの霧が晴れて、ようやく輪郭がはっきり見えはじめているか、まるで水面に映ったような幻影をまだ見ているのかです。
結果として、冷静さを取り戻して判断ができて次に進めるか、思い込みや誤解を重ねて現実とのズレが広がるかもしれません。
読み解く際には、明らかになることが必ずしも良いこととは限らないことや、まだ見えていない部分が残っている可能性を意識しましょう。
もしアドバイスするなら、「逆位置は解決の完了ではない」ことです。少しずつ受け入れることで、心の整理が進んでいきます。
七星飛鳥『顔のある月』が心の内面を明らかにしているようですね
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
タロットの月は、魚座(Pisces)に対応しています。
魚座は夢想的なエネルギー・直感力・曖昧さ・感受性を象徴し、月の「不安と幻想」「無意識の探求」「直感と迷い」「隠された真実」という意味とぴったり対応しています。
他のカードとの組み合わせ
月と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 見えない不安・迷宮入り・欺瞞 | 嘘が晴れる・不安の解消・現実直視 |
| カップ | 感情の揺らぎ・妄想・秘密の恋 | 迷いからの目覚め・本心の自覚 |
| ソード | 猜疑心・誤解による混乱・ | 誤解が解ける・冷静な状況把握 |
| ペンタクル | 見通しの甘さ・隠れたリスク | 財政の安定化・計画の修正 |
| ワンド | 目標の喪失・先行き不透明な挑戦 | 迷いの払拭・再び前進する意欲 |
「月」が出た時のよくある疑問
「月」が出た時のよくある質問と回答をまとめてみました。
- 同じカードが連続して出る意味は?
-
月の正位置では不安や迷いがさらに深まり、逆位置では徐々に真実が明らかになり、不安から解放されていく過程を示します。
- カードが出た時のタイミングや時期は?
-
月の正位置なら焦らず状況を見極め、直感を信じて慎重に進むべきで、逆位置なら不安が晴れてきたタイミングで具体的な行動を起こすことです
- カードが出た時の最終結果は?
-
月の正位置では不安を乗り越えて直感力が高まり、深い洞察を得ることを、逆位置では誤解や不安が解消され、明確な方向性が見えてくることを示します。
まとめ:月から読み解く相手の気持ち
今回のコラムでは「【相手の気持ち】月の正位置・逆位置の意味と恋愛アドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「月(The Moon)」の恋愛運は、揺れ動く「不安」と「見えない真実」を象徴しています。
正位置は「相手の気持ちが見えず、不安や疑心暗鬼から関係が曖昧になってしまうこと」、逆位置は「不安や誤解が晴れ、本当の気持ちが明らかになっていくこと」を意味します。
月が出た時は、恋愛において不安な気持ちと向き合うサインです。
正位置なら不安の正体を冷静に見極め、逆位置なら見えてきた真実を受け止めることがポイントです。
月が出たら「見えない真実」を意識し、『2匹の犬が吠える中昇る月』が揺れ動く不安な心を表すことに気づいているかを軸に解釈しましょう。


