タロットカードの「ワンドの10」を一言で表すと、『束ねた重荷』を一人で背負いすぎていない?と問いかけてくるカードです。
ただ、いざ恋愛でリーディングすると「相手の気持ちは?」「逆位置は悪い?」「どうすればいい?」と悩む人も少なくありません。
そこで、コラムでは「ワンドの10」の正位置と逆位置の恋愛運に加えて、片思い・相性・結婚・復縁の相手の気持ちとアドバイスを解説します。
【恋愛】正位置と逆位置の基本的な意味
【状況別】片思い・相性・結婚・復縁
【コツ】 絵柄や逆位置のリーディング
【よくある疑問】いつ行動するべき?等

七星 飛鳥(ななつぼし)
タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星飛鳥」です。
過去に貴船神社(きふねじんじゃ)で不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットに出会って、恋愛・人間関係・仕事のご相談を中心に色々なお悩みに寄り添ってきました。
ただ、過去の私と同じように、タロット占いを始めたい、リーディングを向上したい、という方も多くいらっしゃると思います。
そういった方に向けて、タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
【恋愛運】タロット「ワンド10」の基本的な意味

「正位置」基本的な意味
| 正位置 |
|---|
| 尽くしすぎる関係|責任感や義務感|一人で抱え込みがち|先にある解放の兆し|達成感が絆へと変わる |
「ワンドの10」の正位置が恋愛で出た意味は、尽くし過ぎたり、責任感や義務感で一人で抱え込みがちの愛情を示しています。
ただし、その先にある解放の兆しも表しています。やがてゴールにたどり着いたときの達成感が絆へと変わるでしょう。
「逆位置」基本的な意味
| 逆位置 |
|---|
| 重荷による限界|不公平な関係|解放のタイミング|心身に不調をきたす|すべてを投げ出す |
「ワンドの10」の逆位置が恋愛で出た意味は、重荷による限界を迎え、不公平な関係が続いているか、解放のタイミングを示しています。
もし無理を続けると、心身に不調をきたしてしまう恐れも。逆に、すべてを投げ出して関係を終わらせると後悔につながる可能性があります。
【片思い】ワンドの10が示す相手の気持ち
恋愛で「ワンドの10」が出た時、片思いの相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」片思いの意味とアドバイス
「ワンドの10」の正位置が示す片思いの相手の気持ちは、1人で多くの責任や重荷を感じ、無理をして余裕がない状態のまま関係を保ちたい最後の踏ん張りを表します。
あなたへの気負いや、関係を続けるために1人で悩んで少し余裕を失っているのかもしれません。それは、あなたがそうさせているのかも。
今の相手は気持ちが冷めたわけではなく、真面目に向き合おうとしていいて、仕事や経済的な準備に振り回されている状況も考えられます。
正位置のアドバイス
相手の気持ちは関係を大切にしたいという責任感に満ちています。ただ、あなたがその重さに気づく姿勢を見せることが大切です。
もし問題を抱えているなら、すれ違いや誤解が相手を追い詰めています。連絡が減ったり、素っ気なく感じるのは、その表れともいえます。
「逆位置」片思いの意味とアドバイス
「ワンドの10」の逆位置が示す片思いの相手の気持ちは、抱え込みすぎで孤立して重圧に耐えきれず、関係を手放したいと考えていることを表します。
一人で背負い込みすぎた結果、心も体も疲れ果てて関係そのものから距離を置きたいと感じているのかもしれません。
ただし関係を終わらせる罪悪感から、無理を続けてしまい、かえって関係が壊れてかけたまま停滞している恐れもあります。
逆位置のアドバイス
相手が重荷と考えているのは、あなたからのプレッシャーや周囲の目、逆にあなたに誠実に答えたいという表れの可能性があります。
まずは重荷の原因を相手から冷静に引き出し、解決できるか話し合うことが大切です。時には別れる覚悟が必要な時がくることに備えましょう。
【相性】ワンドの10が示す相手の気持ち
相性で「ワンドの10」が出た時、正位置と逆位置の意味や相手の気持ちを読み解きます。
「正位置」相性の意味とアドバイス
「ワンドの10」の正位置の相性は、責任や負担を抱えながらも、二人の関係を守ろうと頑張っている状態であることを意味しています。
相手の気持ちは、あなたとの関係に対して多くの責任や重圧を感じながらも、それを一人で背負おうとしているかもしれません。
それは頑張り屋な性格から、辛さを表に出さず耐えている状態を示しています。
正位置のアドバイス
今は負担を抱え込みやすい時期なので、一人で背負わせず、共に分かち合う必要性を表しています。重荷を軽くする手助けをしてあげてください。
「逆位置」相性の意味とアドバイス
「ワンドの10」の逆位置の相性は、抱えていた重荷を手放し、身軽になり始めている状態を意味しています。
相手の気持ちは、これまで背負い込んでいた責任や負担を見直し、あなたとの関係をより楽なものにしたいと感じ始めているかもしれません。
それは無理をすることをやめ、本当に必要なものだけを大切にしようとしている状態を示すことがあります。
逆位置のアドバイス
もし相手が身軽になろうとしていると感じるなら、その変化を応援する必要性を表しています。無理のない関係へと、共に見直していってみてください。
【結婚】ワンドの10が示す相手の気持ち
タロットカードの「ワンド10」が出た時、結婚における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」結婚の意味とアドバイス
「ワンド10」の正位置で結婚は、多くの準備や責任を抱えながらも、結婚に向けて努力を重ねている時期を意味しています。結婚準備や周囲への配慮で忙しく、負担を感じているかもしれません。それでも最後までやり遂げる力を持っています。
もし、今重荷を感じていても、ゴールはもうすぐそこまで来ています。抱え込みすぎず、少しずつ負担を分担しながら進めることで、結婚への道を着実に進んでいけるでしょう。
「逆位置」結婚の意味とアドバイス
「ワンド10」の逆位置で結婚は、準備や責任の負担が限界に達し、心身ともに疲れ果ててしまう可能性を意味しています。一人で抱え込みすぎて、結婚に向けた気持ちが辛くなっているかもしれません。
この時期には、無理をせず、負担を分かち合うことを考えることが大切です。すべてを一人で背負おうとせず、周囲の助けを借りることで、心に余裕を取り戻せるでしょう。
【復縁】ワンドの10が示す相手の気持ち
タロットカードの「ワンドの10」が出た時、復縁における正位置と逆位置の意味をお伝えします。
「正位置」復縁の意味とアドバイス
「ワンドの10」の正位置の復縁は、過程において多くの障害や試練が待ち受けていることを意味しています。それは過去の課題が再び浮き彫りになるかもしれません。
しかし、これらの課題に真摯に向き合うことで復縁の道が開けることもあります。お互いに努力し、関係を再構築するための強い意志が必要です。
「逆位置」復縁の意味とアドバイス
「ワンドの10」の逆位置の復縁は、よりスムーズに進展することを意味しています。過去に感じていた重荷やプレッシャーが軽減され、新たな始まりのチャンスが訪れるでしょう。
それは過去の問題が解決しやすくなり、より良い形で関係を再構築できる予兆です。ただし、油断せず、細心の注意を払いながら進めることが求められます。
「ワンドの10」のリーディングのコツ
これまでの私の経験をもとに「ワンドの10」が出た時、リーディングの独自のコツをお伝えします。
一言で表すと?
「ワンドの10」を一言で表すと、『束ねた重荷』を一人で背負いすぎていないかです。
正位置と逆位置の軸となる共通するキーワードは『束ねた重荷』。
正位置はキャパオーバーになりながらも責任感でゴールへ向かって踏ん張っています。
一方、逆位置は重荷からようやく解放されるタイミングを迎えながらも、突然すべてを放り出す現実逃避に注意が必要な状態です。
どちらも、背負い込んだ責任を、いまどう扱うべきかが問われています。
絵柄の意味
「ワンドの10」の絵柄の意味は、限界を超えてもなお重荷を手放せずにいる苦しさを象徴し、過重な責任・燃え尽き・背負いすぎる状態を表しています。

絵柄には、暗黒の空の下で背中に10本の剣を突き立てられた男性がうつ伏せに倒れ、赤いマントをまとったまま力尽きた様子が描かれています。
しかし遠く水平線の彼方には金色の夜明けが静かに差し込み、どん底の果てに必ず訪れる再生と新たな始まりを告げているでしょう。
それでは、それぞれの絵柄のシンボルの意味を下記の表で示してみました。
| シンボル | キーワード |
|---|---|
| 数字「10」 | 完結・到達点・終わりと始まり |
| 人物像 | どん底・完全な敗北・終焉 |
| 背中に刺さる10本の剣 | 裏切り・言葉の刃・限界を超えた痛み |
| 赤いマント | 血・犠牲・聖なるものとのつながり |
| 湖・水辺 | あの世とこの世の境・潜在意識 |
| 水平線の夜明け・金色の光 | 再生・希望の兆し・新たな始まり |
| 暗雲・黒い空 | 絶望・破滅・夜明け前の最も暗い時 |
| 背景の色(ブルー) | 冷静・明るい未来 |
逆位置の読み解き方
「ワンドの10」の逆位置の読み解き方は、『束ねた重荷』が下ろして解放に向かっているのか、降ろし方がわからないのかです。
それはストレスや問題が解消されて次に進める段階に来ているか、「しんどい」とわかっているのに「自分がやらなきゃ」と手放せない状態です。
その結果として、負担や責任が軽くなることで再び前向きに進める準備ができているか、困難な状況や障害が残っていると表されます。
読み解く際には、「重荷が取れた、ラッキー」と読みたくなりますが、実は「降ろし方がわからない」という点に注意しましょう。
もしアドバイスするなら、『重荷』はないに越したことはないので一旦休むか、1人で解決しようとしないことです。
さらに、チャンスと思えば進む、少しでも重く感じたら休む、これだけです。
ポイントは「『重荷』かどうかは自分で決めること」です。もし自分で『重荷』と感じられていれば前に進んでいるといえますね。
七星飛鳥『束ねた重荷』は一人で抱え過ぎないことでしょう
占星術との関連性(飛ばしてもOK)
ワンド10は、射手座(Sagittarius)に対応しています。
占星術における射手座は拡大・自由・冒険を表します。この組み合わせは、自由への憧れと現実の重責の間での葛藤を示しています。
他のカードとの組み合わせ
「ワンドの10」と他のカードの基本的な意味と組み合わせると、以下のように解釈しやすくなります。
| 組み合わせるカード | 正位置 | 逆位置 |
| 大アルカナ | 確固たる決意・新たな始まり | 混乱・決断力の鈍り |
| カップ | 理性と感情のバランス | 心の葛藤・冷酷さ |
| ソード | 強い意志・圧倒的な勝利 | 挫折・過剰な攻撃性 |
| ペンタクル | 現実的な目標達成 | 計画の頓挫・損失 |
| ワンド | 情熱の実行・明確な方向性 | 空回り・衝動的な行動 |
「ワンドの10」が出た時のよくある疑問
「ワンドの10」が出た時のよくある疑問と回答をまとめてみました。
同じカードが連続して出る意味は?
正位置では慢性的な過重負担が続いていることを表し、逆位置では徐々に負担から解放されつつあることを示します。
カードが出た時のタイミングや時期は?
正位置では負担を分散し、助けを求めることです。一人で抱え込まないことが重要です。逆位置なら手放す決断を今すぐです。
カードが出た時の最終結果は?
正位置では責任を果たすが、休息が必要なことを示し、逆位置では重荷を手放し、自由を取り戻すことを示しています。
まとめ:ワンド10が示す相手の気持ち
今回のコラムでは「【相手の気持ち】ワンド10の正位置・逆位置の意味とアドバイス」を紹介しました。
タロットカードの「ワンドの10(Ten of Wands)」の恋愛運は、抱えすぎた「重荷」と「責任」を象徴しています。
正位置は「相手のために頑張りすぎて、恋愛が負担や義務のように感じられてしまうこと」、逆位置は「抱えていた重荷を手放し、少しずつ楽になっていけること」を意味します。
| 正位置 | 逆位置 |
|---|---|
|
|
ワンドの10が出た時は、恋愛において背負いすぎていないか問われるサインです。
正位置なら一人で抱え込みすぎていないか振り返り、逆位置なら負担を分かち合う勇気を持つことがポイントです。
ワンドの10が出たら「重荷」を意識し、『10本の杖を抱えて歩く人物』が背負いすぎた責任の重さを表すことに気づいているかを軸に解釈しましょう。


