「タロットリーディングのやり方は?」
「タロットリーディングのコツはある?」
こうしたタロットリーディングのやり方やコツを知りたい初心者の方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はタロットリーディングのやり方とコツを紹介します。
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タロット占い師・霊感占い師
プロフィール
占い師として活動している「七星 飛鳥(ななつぼし あすか)」と申します。
過去に不思議な体験をして霊感を感じ、直感力を身に付けました。
タロットカードの意味・タロット占いのやり方・タロットカードの学び方をお伝えしています。
タロットリーディングのやり方
タロットリーディングのやり方は、タロットカードから直感で理解し、相談内容に合わせて連想することです。
それはタロットカードに描かれた絵柄、数字、色などのシンボルを直感的に理解し、連想で相談内容に当てはめ、カードが伝えるメッセージを読み取ることが必要になります。
タロットリーディングと直感力
タロットリーディングに必要な直感力とは、「一瞬で分かる」ということです。パッと見た時に、あぁ、こういうことだと理解できる状況です。
ただ、タロットリーディングに必要な直感には2つの要素があります。
神から啓示を受ける直感力
神から啓示を受ける直感は「霊感がある」と表現されることがありますが、霊感占いとは例えるなら神との通信です。
結果的に神から啓示を受けられるかどうかは、精神的な要素が大きく、身に付けられるかどうかは分かりません。ただし、タロットリーディングに必ずしも必要ではありません。
そして、もう一つが知識や経験から分かる場合の直感力です。
知識や経験で分かる直感力
もう一つが、知識を学んで経験を積むことで分かる直感力です。こちらも例えるなら、棋士が将棋で一瞬で何をさせばいいか分かるようなことです。
こちらの場合はタロットカードが伝えるメッセージを知識から得た理論や繰り返し占うことによる実績で自然とカードの意味が分かり、意味を読み解けるようになります。
神から啓示を受ける場合と比べて、こちらは誰でも持っている直感力を高めるので、タロットリーディングには必要なスキルといえるでしょう。
タロットリーディングと連想力
タロットリーディングに必要な連想とは、タロットカードの意味を相談内容に当てはめていくことです。
タロットカードの意味がそのまま相談内容と必ず合致するとは限りません。
例えば、「女教皇」のカードが出た場合は、人物を上司や先輩などと読み替える必要があります。それを一瞬で読み替えることができるスキルが連想力です。
とはいえ、いきなり連想ができるわけではないので、経験を積んで学ぶ必要があります。そのため、一人前にタロット占いができるまでにどうしても時間がかかってしまうのです。
タロットリーディングの始め方
タロットリーディングの始め方を6つのステップでお伝えします。
タロットカードをただ眺める
まずはタロットカードの絵柄を1枚ずつ描かれているシンボル(道具や植物、装飾など)は何があるのかな、ただ眺めるだけで構いません。
全てのタロットカードに目を通して78枚を知っているという肯定感をつけることが大切です。
多くの方は1つ1つの意味を確認しようとして、途中で挫折します。気になるかもしれませんが、タロットカードの意味は覚えないようにしましょう。
・タロットカードの意味は覚えない
・全てのカードを眺めて一巡させる
タロットカードのイメージをつかむ
次に、タロットカードの意味を解説書で確認しながら、正位置のイメージをつかみます。この時も、カードの意味を覚える必要はありません。
この時に、逆位置は気にしなくても大丈夫です。タロットカードには正位置と逆位置がありますが、まずは正位置でイメージをつかむことに集中しましょう。
さらに、小アルカナはワンドやソードなどのグループではなく、数字のグループでイメージをつかむのがおすすめです。
・逆位置の意味はまだ無視してOK
・小アルカナは数字のグループで
タロットカードの正位置を確認する
タロットカードを実際にワンオラクル(1枚引き)で引いてみます。質問はしなくても大丈夫です。質問を考えてしまうと解釈にかたよりが出るためです。
目的はタロットカードのイメージを定着させること。細かい意味は覚える必要はなく、カードの絵柄から全体のイメージだけを確認すること大切です。
量をこなすならタロット占いアプリを使うのもアリ。ただ、写真撮影とフォルダにまとめる必要がありますが、無料のシャッフルフォトのアプリなら時間指定で切り替わるのでおすすめです。
・カードの細かい意味は覚えない
・シャッフルフォトがあると便利
タロットカードの逆位置を確認する
ワンオラクルで正位置のイメージがつかめたら、次は逆位置のイメージを定着させる作業に取り掛かります。この時も細かい意味は覚えないようにしましょう。
さらに、正位置の意味をそのまま逆に考えればいいカードと、逆位置では意味がかなり異なるカードを意識してみましょう。
・正位置と同様に細かい意味は不要
・逆位置は正位置の逆とは限らない
タロットカードでストーリーを作る
タロットカードの1枚ずつの正位置と逆位置のイメージがつかめたら、3枚引きでタロット占いをしてストーリーを作る練習をしましょう。
3枚引きは「過去・現在・未来」のようにストーリーが作りやすいです。1日の運勢を占うことでも良いでしょう。朝であれば当日、夜であれば次の日にします。
その後に、色々なスプレッドを試してみましょう。自分に合うスプレッドだけでなく、オリジナルのスプレッドを作るのもいいでしょう。
・絵柄のシンボルから連想する
・色々なスプレッドを試してみる
タロットカードを多角的に解釈する
最後に、タロットリーディングは1つの意味に縛られず、直感で感じたことを言葉にして解釈できるかどうかことにつきます。
そのためには色々なスプレッドを試してみたり、関連書籍などで他の占い師さんの解釈を参考にすることも大切です。新しい発見があるでしょう。
さらに、タロット占いは一つの手法なので、占星術や四柱推命、手相などといった手法を組み合わせることで解釈の幅や根拠による自信がつきます。
・色々な占い師の解釈を参考に
・タロット以外の手法も取り入れる
タロットリーディングの練習のコツ
タロットリーディングの練習のコツは、2枚の組み合わせから始める・カードの共通点や対照点で選ぶ・小アルカナはグループで学ぶ、です。
それでは、内容を詳しく説明しますね。
- 2枚の組み合わせから始める
- 共通点や相違点でカードを選ぶ
- 小アルカナはグループで学ぶ
2枚の組み合わせから始める
2枚のカードを引き、その組み合わせがどのようなメッセージを伝えているか解釈します。これを繰り返していくことによって、瞬間的につながりができるようにしましょう。
この練習では、カード同士がどのように補完し合ったり、対立したりしているかに注目します。
共通点や相違点でカードを選ぶ
カードの共通点や対照的なカードを探して、まとめてみることも学びやすくなります。絵柄のシンボルや色、人物でも構いません。
例えば、大アルカナだけを組み合わせて11枚にするイレブンタロットという方法から始めてみましょう。
小アルカナはグループで学ぶ
小アルカナは枚数も多く、解釈が難しいと感じている人も多いと思います。
まずは、共通して描かれている数字やエレメント、人物などでグループ化して学ぶのも方法のひとつです。
- 数字(1~10)
- エレメント(火、水、風、地)
- 人物(ペイジ、ナイト、クイーン、キング)
それぞれ共通するグループで比較することによって、小さく細切れにして解釈し始めるのが練習を続けるコツになります。
タロットリーディングにおすすめの本
タロットリーディングにおすすめの本を紹介します。
LUAさんの書籍
著者のLUAさんの書籍「リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK」で、カードをグルーピングでまとめるコツなどが豊富な1冊。ページ数は約223Pです。
タロット占いの初心者がつまずくポイントに回答している実践編です。タロットカードの意味はコンパクトになっています。
目次例:タロット占いの基本、初級編、応用編、つまずき解消編、上級編、実践編
さらに、著者LUAさんの上記で紹介した書籍とセットで人気なのが「4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン」です。
上記がタロットリーディングの基礎編であれば、この書籍は自分で作るタロット解説本というべき一冊ですね。書き込み式なので、独自でまとめるよりもはかどります。
鏡リュウジさんの書籍
著者の鏡リュウジさんの書籍「鏡リュウジの実践タロット・リーディング もっと深く占うための78枚」は、ゆくゆくは準備しておきたい1冊。ページ数は約287Pです。
カード1枚につき4~8Pにかけて詳細に描かれているので、タロットカードの意味を読み物として知ることができるのが魅力です。文章を読むのが好きな人におすすめ。
目次例:大アルカナ・小アルカナの意味、タロットの実例(スプレッド紹介)、
手賀敬介さんの書籍
著者の手賀敬介さんの書籍「いちばんやさいい タロット・リーディングの教科書」は、色々な解釈例を読みたい方におすすめの1冊。ページ数は約287Pです。
恋愛、仕事、人間関係などケース別に52例ものリーディングの解説が掲載されているのが魅力です。スプレッドごと1枚ずつの解釈と全体像のイメージが豊富。
目次例:タロットカードに親しむ、タロットカードの解釈例、占いの始め方とスプレッド、テーマ別サンプルリーディング
タロットリーディングのよくある質問
タロットリーディングのよくある質問をまとめてみました。
タロット占いは覚えてはいけない?
タロット占いは覚えてはいけない、と言われる理由はカードの意味を固定化しないこと表しています。
タロットリーディングの際に覚えていると、1つの意味に引きずられて本来の読み取りができなくなる可能性があります。
できれば複数のタロット解説書から共通のイメージをつかむのも方法のひとつでしょう。
タロットリーディングはなぜ当たる?
タロットリーディングはなぜ当たるのかは、相談者が占い師の解釈に自分で当てはめるからと言われています。
ただし、それは悪いことではなく、潜在意識にアプローチして、占い師と相談者が協力していくことが重要です。
リーディングはどのくらいでできる?
タロットリーディングの基礎を学ぶだけなら約1ヶ月ほどですが、タロット占いとしてアピールするには半年から1年ぐらいは知識と経験を積むほうがいいでしょう。
タロットの逆位置の読み方は?
タロットカードの逆位置の読み方、タロットカードの意味を3つのパターンに分けて解釈すると理解しやすくなります。
特に、逆位置は必ずしもネガティブな意味を持つわけではなく、カードの意味が変化したり、新しい視点が加わったりすることがあります。
タロットリーディングのやり方まとめ
今回のコラムでは「【始め方】タロットリーディングのやり方は直感と連想がコツ」を紹介しました。
結論としては、タロットリーディングのやり方は直感と連想がコツです。始め方はタロットリーディングの図柄や描かれているシンボルから意味を直感で読み取り、相談内容に当てはめて連想します。
当たるタロット占い師は、これは必ずしも霊感が必要なわけではなく、知識による理論が直感を導き、経験による連想が優れています。
直感力や連想力は誰しもが持っているスキルなので、それをどのように高めるかがタロットリーディングのコツになるでしょう。